奥只見銀山平キャンプ場に避暑キャンプに行ってきたのだ。

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まいど、ヤトー(@yato)です。

毎年恒例となりつつある、避暑キャンプに行ってきました。
行き先は、新潟県奥只見にある、銀山平キャンプ場。





日本海鮮魚センターで海産物を買う

早朝に家を出て、まず向かうのは、柏崎の日本海鮮魚センター。


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あまり早くにキャンプ場に着いても、チェックイン時間もあるし、初日に何かするには中途半端になるので、
ちょっと寄り道をして日本海の海産物を手に入れてこようという算段である。

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シイラでけえ!でも、2~3000円。

シイラやら、ノドグロやら、面白いものはあったのだけれど、
二人だと食べきれないし、捌くのも手間になりそうだというので、無難に地物のイナダを二匹買った。

道中、スーパーで更に2日分の食料を買い出しして、奥只見シルバーラインへ。

銀山平キャンプ場へ

奥只見シルバーラインは、

全長22kmのうち実に18km、19のトンネルがつながっており(!)、最長トンネルは4km弱ですが、ほとんど外からの明かりがないため長い所では約11km続いています(関越トンネル並み)。

というところで、小説「ホワイトアウト」でその存在を知ってから一度行ってみたかった道だったのでちょっと楽しみだった。

通ってみた感想は、よく掘ったなあ―というくらいかな。
古めかしい作りとはいえ、大型車が通れる二車線の道だし、トンネル内は、比較的直線が多い。
無茶な分岐が多くある首都高のほうがよっぽど走りにくい。
あとは、冬季どんな感じなのか気になるので、機会があったら来てみたいな。

これもなかなか無い、トンネル内のT字交差点を曲がってほどなく、銀山平キャンプ場に着いた。

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吊り橋の上から。

受付し、ざっくりした説明を受けた後、ちょっとダートを走って、フリーサイトに向かう。

フリーサイトは、基本は一張4名まで2000円、タープ一張1000円である。

しかし、上記はファミリーキャンプを念頭の料金設定であって、
自分らのような小型テントを使う人間には割に合わない設定だ。

キャンプ場側でも心得てライダーなど用に、小型テント一張一人1000円、
という料金がある。

自分は、テント+タープで3000円より、小型テント二張2000円とした方が、
今回連れてきたセキセイインコの陽菜のこともあるので、いいかなと思ったのだが、
これは後述するがちょっと失敗だった。

管理棟併設の温泉は、キャンプ場利用者なら400円で利用できる。
受付は18:30、入浴は19:00まで。

施設は新しくてきれいだが、正直ちょっと狭い。
日帰り入浴施設としても開放しているので、時間帯によってはすごいことになりそうだが、
受付時に調整したりしているのだろうか。

シャンプー、ボディソープ、ドライヤー、冷水機あり。
しかしなぜか、洗い場には鏡が付いてなかった。

管理棟二階に休憩所を作ってある。
コンセントもあったので、一声かければ、携帯の充電くらいはさせてもらえると思う。

説明はされなかったが、ゴミは基本持ち帰り。
管理棟で魚沼市の指定ゴミ袋を買うと、引取はしてくれるそうだ。

携帯は、ドコモは微妙な入り。なので、翌日ちょっと山方面に行くと、ドコモは圏外になってしまった。
SoftBankは、通信を試さなかったが、そこそこ入っていた。

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一服した後、晩飯作りにとりかかる。

イナダは、半身を刺身に、半身を塩焼きにする作戦。

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こ、こるくぬき…。

イナダをアルミホイルに包んで焚き火で焼いている間、
酒でも飲んでようと思ったのだが、このワイン、コルク栓だ。コルク抜き持ってない…。

しばらく悪戦苦闘していたが、最終的にコルクを中に落とす方法を取った…。
コルク抜きの代替方法ってなかなか存在しないね。

日も暮れて、のんびりアルミホイルに包んだイナダを炭火で焼いていると、
ランタンやキャンドルに、何か虫がすごい勢いで集まってきた。

羽アリだ。

過去にも経験があるが、こいつら走光性があるようで、
タイミング悪く大量発生(たぶん、巣立ち)している時に当たると、光源にすごい勢いで集まってくる。

とてもじゃないが、鬱陶しくて外で飯食っていられるような状態じゃなくなったので、
早々にテントに逃げ込んだ。

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キャンドルランタン、今回初使用だが、目が慣れると明るいね。

飯は途中だったが仕方ない。
残りは明朝。今夜、足りない分はお菓子で賄うことにした。

実は、アブなどの虫が多いとの情報は知っていて、スクリーンタープを持ってこようか悩んだのだが、
夜には出なくなるし、蚊取り線香焚いとけば、そんなに寄ってこないから大丈夫だろうと甘く見ていたのだ。

そういえば、同じ800メートルくらいの矢筈公園キャンプ場も羽アリの来襲があって、アブも多かった。
笹ヶ峰キャンプ場は、羽アリやアブがそんなにいた記憶が無いので、
1000メートル以下だと、虫対策は下界と同じにしないとダメなんだな。

雪渓を観に行く

早く寝過ぎたせいで未明に目が覚めてしまい、早朝までスマホをいじったりうつらうつらしながら過ごす。

夜が明けてから薪を集めて火を熾し、昨日の夕食の残りを温めなおして朝食に。

この日は、キャンプ場から続いている遊歩道から山際に行ったところに雪渓があるというので、
それを観に行くことにした。

3f001a0c.jpg  キャンプ場に架かる吊り橋を渡る。

69b53fe4.jpg  車も来られる道。

序盤は、車も走れる、ダートと舗装路が半々といった道。
傾斜も緩やかで、遊歩道っていうくらいだからこんなかんじで雪渓まで寄れるのかな―なんてこの時までは思っていました。

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すると、車が走れなくなるくらい道が荒れ始めたと思ったらすぐに、脇に遊歩道の看板。
普通に山道なんですが…。

f9da0167.jpg  丸太橋渡ったり。

結構ぬかるんでたり、かなり傾斜がきついところがあったり、
靴を履き替えるのを忘れて、ローカットのサンダルタイプのトレッキングシューズで来てしまっていたので、
ちょっと後悔。

水場は一箇所あったけれど、携帯も通じないし、あまり舐めた格好で来ない方がいい。

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まだ、結構あるな…。

なんとか雪渓近くまで到着。
軽い気分で来たのでえらく時間がかかった気がしたが、1時間も歩いていなかったようだ。

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冷涼な空気に汗が引いていく。
しばし涼んでから、キャンプ場に戻った。

星空が見えた

昼食に、ここらで有名なへぎそばを茹でる。

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乾麺だからか、ふつう。

昼食後、あまりの暑さに川まで椅子を持って行って涼んだりして、のんびり過ごした。

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雪解け水で、キンキンに冷たい。

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夕食は、昨日の反省を踏まえて日のあるうちに早めに。

メインに鶏肉ホイル焼きを食べ、朝食に食べる予定だったホットサンドイッチをごはん代わりに。
いつ食っても、うまいもんはうまい。

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具は、チーズ多め、セロリ、ソーセージ、ピザソース。

日が暮れて、今日は羽アリあまり出ないな―なんて思っていると、星空が広がってきた。
天気は下り坂の予報だったが、晴れ間が広がったらしい。
双眼鏡を忘れてきたのが悔やまれる。

「天の川だよ―。あれ、夏の大三角。」とか相方が嬉しそうに言っているがよくわからん。

今まで試してみようと思っていてやっていなかった星空撮影に挑戦。

何度も試すがうまくいかない。
あれこれいじって、漸くそれっぽいのが撮れた。

994fd5c1.jpg  はじめての星空撮影。

ウルトラポッドという簡易三脚しか無く、ちゃんと固定できないのでこれくらいで上等だろう。

f91401de.jpg  固定できてないのでブレた…。

相方が夜中起きだしてみたが、雲が出てきてしまっていたらしい。
星が見られたのは短い時間だったようだ。


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元気ねー。

銀山平キャンプ場。
虫がちょっと多いほかは、なかなか良いキャンプ場でした。
奥只見湖でカヤックもできるみたいだし、機会があればまた行きたいですね。

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涼しいのに水浴びですか…。

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そして、びしょびしょ。震えてた(笑)



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