出発時は、びっくりするような豪雨ではあったが、
峠を越えて、ワナカに着く頃には、
雨は小康状態になっていた。
ワナカで、ガソリンを足してから、
クィーンズタウンに向かった。
しかし、クィーンズタウンには、
ちょっとした難関が待っていた。
道が狭い上、急峻なのである。
更に、初めてなので、道が分からないのも追い討ちをかける。
��オンボロ)マニュアル車、方向音痴のナビゲーター、
ペーパードライバーに毛が生えた程度の運転者…。
苛々して、相方に当たりつつ、
目指すバックパッカーズに到着。
だが、そのバックパッカーズは、
いっぱいで泊まれず(テントサイトで断られたのはここが初めてだった)、
もう一つのテントの張れるバックパッカーズに。
また、これが、駐車場からして、すごい急峻。
どうも、一般的にニュージーランドの人々は、
こういったところに家を建てて、景色を楽しみながら暮らすのがお好きらしい。
テントサイトも、小さいテントが、
やっと一つ張れるようなところしか空いてなかったが、
どうしようもない。
初めに訪れた方は、2日後にならないと空かないと言われたので、
気が重いが、2日我慢である。
景色が良いのが救いだ。
この後、移動した先のバックパッカーズでもだが、
クィーンズタウンという土地柄か、
フリーフードコーナーに、結構いい物、
食料もそうだが、トランピング後、
使わなかったり、飛行機に乗せられないので、
置いていったのであろう、アルコールなどの燃料を、
よく手に入れたのが、
買おうとするとまあまあいい値段がするので、
これはちょっと嬉しかった。
さて、二日経ち、漸くお目当てのバックパッカーズ、
"デコバックパッカーズ"に移動。
なぜ、このバックパッカーズにこだわったのか?
別にBPPが90%超えていたからではない。
それは、無料で、無線LANが使えるということであった。
モチュエカで同宿だった日本人カップルが、
ネットで、ミルフォード・トラックの空き状況を随時確認しているとの話を聞いたのもあり、
一度、DOCのサイトを覗いてみようと考えていた。
近々の予約状況は、満杯。
さて、どうしたものか…。
実は相方に、ツキモノがそろそろなので、
その時にはトラックには行きたくない、
と言われていた。
クィーンズタウンから近いトラックに、
気になるトラックの一つ、
リーズ・ダート・トラックがあったので、
そっちに行ってみようか…。
悩んだ末、僕らは一度、
ミルフォードトラックのベース地、
テアナウに向かうことにした。
と言うのも、
そろそろ懐具合が寂しくなって来ていて、
ここらでミルフォードトラックに行っておかないと、
行けなくなるんじゃないか、という気がしていたのだ。
クィーンズタウン周辺の景色は、
さすが某映画のロケが多数行われた場所と言うこともあり、
美しかった。
特に何をしたわけでもなかったが、
それなりに価値があったような気がする、
クィーンズタウン滞在であった。
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