レンタカーで行くよ、ウェリントン



さて、レンタカーを借りた僕ら。





前回では、述べなかったが、


ニュージーランドのレンタカーの最低賃貸日数というのが、


4日間かららしく、それ以下での貸し出しをしていないとのこと。





僕らは、4日間で220ドルで借りた。





特に安くは無いとは思うが、


乗り捨てできるところをこれ以上探すのも面倒だったし、


バス代とさほど変わるわけでも無いので良しとした。


もっとも、レンタカーは、これにガス代も加算されるので、


バス代と単純には比べられないのだが。





後、オークランドで地図を購入していた。





心配性の相方が、泊まれるところが事前に


どこら辺にあるかわからないと不安だと言うので、


地球の歩き方、BBHガイド…バックパッカーズ協会みたいなのがあって、


そこが出している無料の冊子なのだが、なかなか優秀。


後にもっと触れることもあるかもしれないが、


テントを張ってもOKか(値段は書いてない)書いてあるので、


大変重宝する・・・、


PEDALLERS'PARADAISE…ニュージーランド自転車旅行者のバイブル的存在。


ただ、この時点では、英語だらけのこの本を読む気がなかった・・・、


を補完するキャンプ場が載っている地図を買い求めた。





キャンプ場が載っていて、しかも軽い物…。


あることにはあったが、あまりに縮尺が大きくて


地図としての役割を持っているか疑問な代物であったため、


多少の重量は目をつぶって、"New Zealand Motorcycle Atlas"を選択。





この地図、日本で言えば、ツーリングマップルみたいなものだろうか。





使ってみると、ツーリングマップルほどではないにしろ、なかなか良い感じ。





日本を周っている時に、出会った仲間達に、


重くてもツーリングマップルは使ったほうがいいよ、


と言われたのを思い出した、そんな日でした。





と、予定より時間がだいぶずれての出発ではあったが、


前述の"New Zealand Motorcycle Atlas"で、お勧めらしき、


マーキングされた道を通って、ロトルアを目指す。





海岸線を快適に飛ばす。





こっちの交通事情は、郊外は時速100㎞制限となる、右折車優先など、


日本的な感覚でいると驚くことがあるが、基本的に運転マナーも良く、


決して運転が上手い方じゃない自分でも、怖さを感じることなく運転できる。





郊外に出てしまえば、信号も無いし、劇的に風景が変わるわけでもなく、比較的単調な作業に眠気を覚えてしまう。





ニュージーランド、レンタカー





北海道でも、時速60㎞で運転していれば、


ちゃんと一時間後に60㎞先にいることに、


関東在住の自分なんかは驚きを覚えてしまうが、


ニュージーランドもそんなかんじではあるものの、


出発時間が遅かったのと、のんびり行き過ぎたせいで、


ロトルアに着いたのは20時を回っていた。





初めに訪れたバックパッカーズは、満室で泊まれず、


他のところは、既にオフィスが閉まっていて、問い合わせもできなかった。





そんなことをしていると、22時になっていて、


半ば諦めて、今夜は車中泊かな、あ、あそこのスーパー24時間だって、


あそこの駐車場にしようか、なんて会話をしている中、


$65と書いてあったモーテルに駄目元で行ってみると、


泊まれるとのこと。





ロトルア、モーテル





あー、良かった、ちょっと高くついたけどね、


なんて入ってみると、なんとこのモーテル、


個別に温泉浴槽付き。


いやー、こんなにも早く、お風呂に入れるとは(・ε・;)





翌日は、初日に余裕があったら行こうとしていた、タウポをまず目指す。





しかし、前日温泉に入れていたこともあって、


オークランドの宿であった子にお勧めされていたネイピアに二泊する予定だったので、


ほとんど素通りでネイピアへ。





ニュージーランド、ワイプンガ滝





着いた初日は、晴天であったが、


翌日はあいにくの空模様。


気温も低め。





海岸にあるスパを訪れるも、


ぬるい湯温に、ううむと唸り、


本格的に降り出した雨模様を睨みつつ、


ファーストフードをほおばるだけとなった。





ネイピア、パックンセーブネイピア、センター





ネイピア、スパネイピア、宿猫





ネイピアを出て、ウェリントンへ。





途中、これまた、オークランドの宿であった子に教えてもらった、


"世界で一番長い地名"のところに(ネタ的においしいので)行ってみたかったのだが、


道を間違えて行けずじまい。





名前が長いだけだろ、行けなくたっていーよ(;つД`)





まー、それでも、また回り道。





ニュージーランド羊ニュージーランド裏道風景





この道(ALFREDTON ROAD)が、走っていて楽しかったなー。


柵外に羊がよく逃げ出してた(笑)


あんまり車も通らないんで、牧場主も適当に柵を作ってるんだろうな。





そんなこんなで、ウェリントン。





大都市特有の複雑な道に右往左往しつつ、


テント可、フリーインターネット、フリーブレックファーストに惹かれて行った、


バックパッカーズ。





見せてもらったテントサイトは、小さいテント一つ張れるかどうかの道路に面した狭い庭。





狭さはともかく、結構往来のある道に面しているのが、どうにも気になる。


こうやって開放しているっているってことは、今まで特に問題が無かったんだろうけれど。





しかし、ドミトリーを含む全てのベッドが埋まっているとのいうので、


一回他のバックパッカーズを探しにいくも、今度は車の置き場所が無いというかんじで、


諦めててテント泊を選択。


翌日は、ドミトリーが同じ部屋で二つ空くというので、予約。


落ち着かない夜を過ごしたのであった…。





朝食は、期待はしていなかったので、おなかが膨れたことで良しとするが、


フリーインターネットは、ちょっとなー、というかんじ。





一台のパソコンを、30分ずつ、事前に横に張ってある紙に書いて


予約しておかないと使えない。


ま、"フリー"なんて謳っているものなんて現実こんなもんだろうけど。





また、これは、宿のせいじゃないけれど、


宿を出るため準備していると、


ドミトリーの同室の奴に、寝ているから静かにして欲しい的なことを言われた。





こっちは気にして、できるだけ静かにやっていたのに、


お前が遅くまで遊んでいるからだろ、とは思ったが、


「すいません。でも、もう早朝じゃないんですよ。


10時チェックアウトで、今、9時を過ぎてるんです。」


と、言い返した。





さすがに、相手も納得してくれた様子だったが、


こういうことがあるから、やっぱりドミトリー様の宿泊形式はあまり好きになれない。





ウェリントン、宿猫





話が前後するが、


特にウェリントンに長居する必要を感じなかった僕らは、


二日目、車を返すと早速フェリーの予約をしに、フェリーターミナルへ。





翌日の便が、早速取れたので、それで南島に行くことに。





ウェリントン、ハーバーにあるカフェ





日本のフェリーは、慣れているが、


こっちのフェリーは初めてで、手荷物を預けたりするというので、


自転車を乗せる時にどういった扱いになるのか、ドキドキしていたのだが、


日本の時より、あっさり載せられた。





ウェリントン、ブルーブリッジ





南島からは、相方も(渋々ながら)自転車に乗ると言うし、


どういった旅になるのだろう。





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