北海道にBD-1ときたどー

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引越しやそれに関連してブロードバンド環境が無くなったり、
その他諸々の雑多なこと(ほとんどが遊び)で、
更新が滞っていましたが、
かと言って、更新頻度が上がることはございません。

さて、飛行機から降り、
預けた荷物を受け取ろうと待っていると、
職員に声をかけられた。
輪行袋を破ってしまったようなので、この場で確認して欲しいとのこと。





ここで破れた箇所を指摘したらどうなるのかしらん、
とあくどい事がちらっと頭をかすめるが、
元々薄い素材で中にこれでもかっと荷物を詰め込んでいたので、
少々破られてもしょうがないわな、とすぐ、
いいです、いいです、と荷物を受け取ってそのまま空港の外に出た。

しかし、輪行袋を広げてみると、結構破れていたので、
ちょっと悲しくなったのであった…。

「よし。」

と、口に出して言ってはみるものの、
パッキングし終わった我が愛車の姿を見て、
一抹どころではない不安を感じずにはいられない。

と、言うのは、今回のパッキング方法に、
かなり特殊な方法をとっているからである。

それは、リヤトレーラー。

自転車にくっつけられる、リヤカーである。

元はと言えば、BD-1に付けたままで折りたためるフロントキャリアが無かったので、

「簡単に折りたためなきゃ折りたたみ自転車の意味ねーじゃん。」

ってことで、サイドバックを4つ付けるために、考えた末がリヤトレーラーだったのが、
そもそもリヤトレーラーが増えてる時点で、簡単にたためたとしても、
簡単に持ち運べなくなるので、本末転倒っちゃ本末転倒なのだが。

と言うより、リヤトレーラーってのを一度使ってみたかったってのが大きい(笑)

そんなこんな考えてる折、自分の考える理想の自転車用リヤトレーラーに近いものをネットで発見し、
思わず買ってしまったわけである。

で、出発も近くなったある日、ネットで色々必要そうなものを買い集めていると、
今年になって、付けたままで折りたためるフロントキャリアが発売されてやがった。

こうなると、ますますリヤトレーラーを使う意義が薄れていくのだが、
前述通り、使ってみたかったので使ってみることにした。
だって、買っちゃったし。

それに、多少奇抜な格好の方が、
強面で、あまり他人に声を進んでかけようなどしない自分にとっては、
色々な人々に声をかけてもらえて、出会いが広がるし。

しかし、その割には、思い入れ無しの出発前々日取り付け、
荷物を積んでの試走無し、であったため、不備がある可能性がかなり高い。

ってか、走り始めとか、かなりふらつくんだよね、これが…。

いつか、車体がポッキリ逝っちゃいそうな予感がするが、
まー国内にいる限りにはどうにかなるべ。
ってか来ちゃったし。

と、いう現状況のままスタートした。

今回の旅の大きな目的は"予行練習"であるが、
サブの、というより同じくらい大きな目的に、花が好きな彼女を、
初夏の礼文島に連れて行ってあげたい、というのもあった。

花の一番良い時期が、『6/中~7/初』辺りであるはずなので、
僕らが来た6月末日は、新千歳から稚内まで自走することを考えると、かなりギリギリであった。

ある程度急ぎたいところではあるが、
相方がどれだけ鈍臭い奴かわかっているので無理もさせられないし、
そういう自分も、これと言って体を鍛えていたわけでもなく、鈍りに鈍っている。

初日は、市街地を走るということもあって、
大して面白いことが起きることも、感じることも無く、
50キロほど走った先の豊幌駅近くの石狩川の川原にテントを張った。

夕食を摂りに行った、セイコーマートが北海道に来たことを実感させてくれた。
まあ、北海道以外にもあることはあるんだけれども。



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