2007年07月01日

コップランド・トラックで温泉三昧なのだ

クライストチャーチから僕らは、
まだ使ったことの無い道である、
アーサーズパスを通ってグレイマウスに向かうことにした。

アーサーズパス周辺は、
クライストチャーチから程近いエリアでもあるため、
そこそこ有名な観光地であり、
クライストチャーチから日帰りで山行を楽しめるところなのだが、
クライストチャーチからでてくるのが遅かったのもあって、
トイレ休憩くらいで、ほとんど素通りした。

グレイマウス以南では買出しができないことを今回は知っていたので、
グレイマウスのスーパーでしっかり買出しをしてから、
フランツジョセフ方面に南下する。

この途中、
日本ではありえない風景に出会える。

この国では、
なぜか知らないが、橋が一車線のところが多い。
たまに二車線あっても狭かったり。

古い橋をそのまま大事に使ってるのかもしれないが、
別に、一車線増やしたところで、
大して建設費は増えないだろうし、
車社会のこの国で、
一車線のままってどうよ?、とは思う。
まあ、交通量が大して無いからいいのかもしれないが。

しかし、ウエストコーストでは、もう一段上、
列車と車が一車線の橋を共有しているのだ。
路面電車ではなく、普通の列車が、だ。

自分は運転していたので、写真を撮ることはできなかったが、
二度目の今回は実際列車が走っているところに出くわした。

(´-`).。oO(ああ、やっぱり走ってるんだな…)

ニュージーランドらしいと言えば、ニュージーランドらしい風景のような気がする。

フランツジョセフのバックパッカーズ着いた僕らは、
山や明日の天気の情報やら、
ハット(山小屋)のチケットを買いにDOCオフィスに向かう。

ハットパスには、アニュアルハットパスというのがあって、
大人は年間$90でバックカントリーハットに泊まり放題、
というのがあるので、買おうかどうか悩んでいたのだが、
職員に、(コップランド・トラックの)ウェルカムフラットハットは、
アニュアルハットパスが使えないよ、と言われやめ、
1泊$15、2泊分のチケットを買った。

三日間の天気が良いのを確認し、宿に戻った。

翌朝、宿で荷物を預かって貰ってから、
コップランド・トラックの入り口へ向かう。

一時間ほどで、コップランド・トラックの入り口に到着。

コップランド・トラック

ゲートを開けて車を入れ、
3分ほどで、駐車スペースに出た。

ウワァァァァァァヽ(´Д`;)ノァァァァァァン!

駐車スペースで、出発準備をしていると、
前情報どおりの無数のサンドフライに囲まれた。

急いで、虫除けを体に振り掛けた。

車の中にも、大量のサンドフライが入り込んでいたが、
とりあえず、どうしようもない・・・。
帰ってきた頃には、たぶん、死んでいるはずだ・・・。

コップランド・トラック入口コップランド・トラック

はじめ、ルートの目印を見つけられず、
右往左往したが、相方が見つけてくれたおかげで、
いざ、出発!

山中に入ってしまうと、意外にサンドフライは少なくなる。
それに時速5q以上で進むと、サンドフライは追いつけなくなるそうだ。
とはいえ、昼食休憩で、川岸で座っているととサンドフライが寄ってきて、
のんびりという気分ではいられなかった。

コップランド・トラック 吊橋

暫く進むと、"一人まで"と書かれた吊橋が。

コップランド・トラック 吊橋 コップランド・トラック 吊橋

こういった吊橋が何回か現れ、その度相方はびびっていたが、
自分は結構楽しんでいた。

コップランド・トラック

8時間の歩行の末、
ウェルカムフラットハットに到着。

コップランド・トラック ウェルカムフラットハット

既に何組かハットに到着していた。

一階が、炊事場で、二階が、寝床。

変な虫がいないか気になっていたマットだが、
防水地でできた高跳び用のマットのようで、
自分で、綺麗に拭いてしまえば衛生面は問題無かった。

このハットでは、ちょっと驚きの出会いがあった。

地球の歩き方にも載っていないこのトラックに、
日本人男性がいただけでも驚きだが、
お約束のような会話を交わしていると、

「(日本の)どこから来たの?」
「八王子。」

「!(゜∀゜)俺もだよ。どこなの?」
「八王子って言っても、結構広いからねえ。高尾。」

「ええー!?」
「ええー!?」

なんと、最寄り駅が同じと言うご近所さんであった。

まさか、異国の山ん中で、
歩いて行ける距離に住んでいる人間に会うとは思わなかった。

彼の名前は、ナオ。

日本にいる時は、渓流釣りはしていたが、
特に登山をしていたわけではなく、
しかも、このトラックが初トランピングとのこと。

同じトランピング情報サイトで情報を得ていたのもあり、
ぐっと打ち解けていった。

さて、ここに来た第一理由は、なんと言っても、温泉である。

ナオは、もう入ったということで、
二人で温泉に向かう。

ウェルカムフラットハット 温泉

ハットから数分歩くと、
気持ち程度の脱衣所が現れ、
そこで、水着に着替える。

人の入れるような、深さ大きさのものは二つで、
源泉からのお湯の量が多いのか、
奥の方にある方が、深めで湯温もそこそこある、
日本人好みの温泉ではあるが、
藪に近いせいか、時間によっては、
サンドフライが多い。

手前のお湯は、
温めでなかなかの景色を楽しみながら浸かれる。
とは言え、雨が多いことで有名なこの地域のこと、
初日は、その景色を拝むことは出来なかった。

エメラルトグリーンの堆積物があるので、
効能はわからないが、
体に塗って、泥パックみたいなことして、
遊んでみた。

コップランドトラック 温泉

ニュージーランドの野湯には、
脳に寄生して、人を死に至らしめる原虫がいるので、
決して、頭をお湯に浸けてはならない。
しかし、感染例は少ないそうで、過剰に怖がる必要は無い。

ハットに戻り、
暫くするとミィーティングが行われた。

ワーデンが常駐するハットでは、
毎夕ミィーティングが行われる。

主に、ハットでの注意事項を述べるのだが、
他に、この先トラックへ行く者への注意や、
近々の天気予報なんかを教えてくれる。

夕食後、特にすることもないので、
早々に就寝。

こういう時、文庫でもあれば、
なかなか素敵な夜が過ごせそうだが、
生憎そんなものはない。

それと、やっぱり合い部屋である以上、
周りの人間が気になる。

良い山小屋とは聞いていたが、
やっぱり自分はテント派かな。

ナオは、テントを持ってきていたので、
翌日は、近くにある岩屋の下にテントを張っていた。
そっちで張る分には、$5で済む。

翌日は、のんびりハット周辺を散策したり、
温泉に浸かったりして、過ごす。

比較的、サンドフライの少ない昼頃に入りに行ったが、
それでも、とてものんびりと浸かっていられなかった。

景色は楽しめないが、
温泉自体を楽しむなら、夜が良いね。

コップランド・トラック ウェルカムフラットハット

ウェルカムフラットまでのコップランド・トラックは、
比較的整備されていて、
日本で、少し山をかじったレベルでも来られる場所だと思った。

しかし、だからと言って、
ズブの素人でも行ける、グレートウォークとは比較にならない。
自信が無ければ、それなりの経験のある人との山行を勧める。

 

posted by ヤトー at 13:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月18日

イベントはしごで(´・ω・`)ガッカリ・・・の巻

テアナウに着いた我々に悲しい現実が待っていた。

DOCオフィスに行き、キャンセル待ち名簿の存在を問うと、
無い、との答え。

いちいち、オフィスに来て、キャンセル状況を聞くこともできるが、
ここでキャンセル確認と予約をした方が良いと示されたのは、
クィーンズタウンで確認していた、DOCのWEBサイト。

やはり、インターネットというものが、発達した今となっては、
昔のような名簿で管理、翌朝空きがあったら、宿まで電話する、
といったようなことはしなくなってしまったようだ。

ネットで確認するなら、クィーンズタウンのバックパッカーズの方が、
時間課金される据付のパソコンしかない、
今居るテアナウのバックパッカーズに居るより、
終日無料で使える分、得だし、優位である。

テアナウは、スーパーバリューという、
ちょっと規模は小さいが、
大手のスーパーとさほど価格が買わないスーパーがあるので、
滞在するだけなら、他の町にいるのと変わらない滞在費だが、
相方の諸事情もあることだし、
他のトラックに行くということもできないので、
特にすることが無い。

近々、クライストチャーチで行われる
フラワーフェスティバルを見に行きたくもあったので、
行けるかどうかわからない、ミルフォード・トラックは後回しにして、
クライストチャーチ方面に向かうことにした。

アロータウン オマラマ バスコットステーション

クィーンズタウン、オマラマのBPP90%超バックパッカーズと寄り道しながら、
マウントクックに着く。

やっぱり、ここもニュージーランドに来たなら、
外したくない、ポイントじゃないだろうか。

当初、2泊のつもりで、キャンプ場代$6×2×2を備え付けの、
料金回収箱に入れたのだが、近くの施設で使えると書いてあった、
温水シャワーが壊れているのか、行ってみたら水しか出ないと書いてあったのと、
DOCのオフィスでもらった日本語フリーペーパー"GEKKAN NZ"に書かれていた、
二日後のティマルのワインフェスティバルに行きたくなって、
巡回に来たDOC職員に1泊分払い戻してもらった。

マウントクック

翌朝、氷河から崩れた氷が浮かんでいるのが見られるという、
フッカー湖に向かう。

マウントクック フッカー湖へ フッカー湖 マウントクック

全般的に平坦ではあるが、吊り橋なんかもあるそこそこ変化に富んだ道を、
楽しく行く。

フッカー湖畔で景色を眺めながら軽食を摂った後、
キャンプ場に戻る。

マウントクックで少々残念だったのが、ケアの写真。
高山に住む珍しいオウムなのだが、
これが日本のカラス並みに悪戯好きの困った奴なのだが、
前日にたくさんいたので、翌日も撮れるだろうと思ったいたら、
そういうときに限って現れず、写真に収めることができなかった。

テントを撤収した後、すぐにティマルに向けて出発。

すると、途中で雨が降り出してきた。

結構降ってきたなあ、そんなことを思いながら、
100q近い速度で走行中それは起きた。

スポーン、キーキーキー…
( ゚д゚)・・・

よりにもよって、運転席側のワイパーが吹っ飛んでいきやがった。

こんなこともあるよな…、とさほど驚かなかったが、
後続車も居たので、暫く行った先で減速して、路肩に止めた。

しかし、何処に飛んでいったのか、
二人で探しても見つからない。

さてどうしたものかと、一計して、
リアについているワイパーが目に付いた。

リアワイパー、壊れて動かないのだが、
ワイパーだけは付いていたのだ。

外して、運転席側に取り付けた。

雨はすぐに止み、ティマルには、特に問題なく辿り着いた。

翌朝、i-siteでワインフェスティバルの会場の場所を聞き、
開催時間ちょっと前には、既に会場にいるという気合の入り方ではあったのだが…。

財布の中がだいぶ軽くなってきた身の上としては、
入場料$20だけでも痛いのに、
試飲で$3、グラスワインで$5以上じゃ何もできやしない。
というか、ワイン飲むだけなら
$40もだせば結構良いボトルワインが買えるよな…。

日本と比べるのは、どうかと思うが、
日本でこの手のイベントがあったら、
無料入場で、ちょっとは無料で試飲できるのがあるものだけど。

ティマル ワインフェスティバル ティマル ワインフェスティバル アニカ・モア

アニカ・モアなるニュージーランドでは有名という女性シンガーが、
今回のイベントの目玉らしいのだが、
ワインは大して飲めないわ、前座(じゃ無いんだろうけど)の人達はイマイチだわ、
二人して正直もう帰りたくなっていた。

それでも、入場料の元は取ろうと、
根気よく待って、漸くアニカ・モア登場。

確かに、前に出ていた人達と比べると、ステージの魅せ方が全く違う。
やっぱり、きちんとしたプロは違うものだ。

20 〜30分で、彼女のステージは終わったので、
僕らもすぐに会場を後にした。
もう、ニュージーランドで入場料を取るイベントには行くまい、と思いながら。

翌日、クライストチャーチ着。
郊外のキャンプ場に泊まる。

本当に久しぶりに、BD-1を車内から出し、
ガーデンフェスティバルを見に行こうと、街に向かった。

クライストチャーチ ガーデンフェスティバル トラム

「どこでやっているんだろう…?」

大聖堂の前は、
ちょこっと花が置かれているだけ(中には花絨毯があったようだが)で、
特になんか変わった様子は無い。

やっぱり、ガーデンって言うくらいだから、
ハグレー公園かな、ってんで移動してみたが、
これまた12月と比べて特に何か変わった様子は無い。

(;´∀`)・・・せっかく戻ってきたのに・・・

ニュージーランドで、"フェスティバル"と付いても、
あまり期待してはいけないのかもしれない…。

街をうろついていると、
クィーンズタウンで、同宿だった日本人カップルにばったり遭遇。

長く旅人をやっていると、
こういう再会が結構あることを知っているので、
特段の驚きは無かったが、それでも嬉しいものだ。

パッキンセーブの場所を聞かれたので教え、
小一時間、立ち話をして別れた。

大阪屋で食事をした後、
僕らも買い物しにパッキンセーブに行くと、
まだ、彼らは居た。

きっと、ああでもないこうでもないと、
のんびり買い物をしていたのであろう。
微笑ましいのぅ( ^▽^)

ほんとーどうでもいい、余談だが、
クライストチャーチ市内のパッキンセーブとウェアハウスの場所は把握している。
ちなみに、各パッキンセーブで特売品が違ったりする。

ガーデンフェスティバルは肩透かしを食らったが、
元フラットメイトのMさんに美味しい中華をごちそうになったりもしたので、
まんざら無駄足でもなかったのかな。

さて、クライストチャーチを後にして、
ウエストコーストに再び向かう。

次の目的地は、コップランド・トラックだ。

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2007年04月30日

一部の人にしか、わからないネタ。

テアナウのバックパッカーズにて。

テアナウにて

posted by ヤトー at 09:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月29日

アップダウンクィーンズタウン

出発時は、びっくりするような豪雨ではあったが、
峠を越えて、ワナカに着く頃には、
雨は小康状態になっていた。

ワナカで、ガソリンを足してから、
クィーンズタウンに向かった。

しかし、クィーンズタウンには、
ちょっとした難関が待っていた。

道が狭い上、急峻なのである。
更に、初めてなので、道が分からないのも追い討ちをかける。

(オンボロ)マニュアル車、方向音痴のナビゲーター、
ペーパードライバーに毛が生えた程度の運転者…。

苛々して、相方に当たりつつ、
目指すバックパッカーズに到着。

だが、そのバックパッカーズは、
いっぱいで泊まれず(テントサイトで断られたのはここが初めてだった)、
もう一つのテントの張れるバックパッカーズに。

また、これが、駐車場からして、すごい急峻。

どうも、一般的にニュージーランドの人々は、
こういったところに家を建てて、景色を楽しみながら暮らすのがお好きらしい。

テントサイトも、小さいテントが、
やっと一つ張れるようなところしか空いてなかったが、
どうしようもない。

初めに訪れた方は、2日後にならないと空かないと言われたので、
気が重いが、2日我慢である。
景色が良いのが救いだ。

この後、移動した先のバックパッカーズでもだが、
クィーンズタウンという土地柄か、
フリーフードコーナーに、結構いい物、
食料もそうだが、トランピング後、
使わなかったり、飛行機に乗せられないので、
置いていったのであろう、アルコールなどの燃料を、
よく手に入れたのが、
買おうとするとまあまあいい値段がするので、
これはちょっと嬉しかった。

さて、二日経ち、漸くお目当てのバックパッカーズ、
"デコバックパッカーズ"に移動。

なぜ、このバックパッカーズにこだわったのか?
別にBPPが90%超えていたからではない。
それは、無料で、無線LANが使えるということであった。

モチュエカで同宿だった日本人カップルが、
ネットで、ミルフォード・トラックの空き状況を随時確認しているとの話を聞いたのもあり、
一度、DOCのサイトを覗いてみようと考えていた。

近々の予約状況は、満杯。

さて、どうしたものか…。

実は相方に、ツキモノがそろそろなので、
その時にはトラックには行きたくない、
と言われていた。

クィーンズタウンから近いトラックに、
気になるトラックの一つ、
リーズ・ダート・トラックがあったので、
そっちに行ってみようか…。

クィーンズタウン ワカティプ湖

悩んだ末、僕らは一度、
ミルフォードトラックのベース地、
テアナウに向かうことにした。

と言うのも、
そろそろ懐具合が寂しくなって来ていて、
ここらでミルフォードトラックに行っておかないと、
行けなくなるんじゃないか、という気がしていたのだ。

クィーンズタウン周辺の景色は、
さすが某映画のロケが多数行われた場所と言うこともあり、
美しかった。

特に何をしたわけでもなかったが、
それなりに価値があったような気がする、
クィーンズタウン滞在であった。

posted by ヤトー at 20:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月16日

フランツジョセフ氷河とフォックス氷河を観に行くのだ

モチュエカを後にした僕ら。

続く、標的は、野湯を楽しめるというコップランドトラック。

南島西側、ウエストコーストを南下する。

ウエストコースト最大の町、グレイマウスの、
BPP90%超バックパッカーズ、グローバルビレッジに数泊し、
食料などを買い溜める。

と、言うのもこの先のエリアは、暫く大きなスーパーが無いので、
日持ちのする物であれば、買い溜めしておいた方が良いと言うわけである。

買い溜めだけなら、別に一日もあれば十分だが、
やっぱりこのバックパッカーズも居心地が良いので、
長居してしまった(笑)

その間に、パンケーキロックスまで足を伸ばして、
観光もしてきたのだが。

パンケーキロックス 休憩所付近に現れた ウェカ

それにしても、山間部ということもあり、
僕らは、自転車で来る気は、
毛頭無かったのだが、
このウエストコーストは、意外にぺダラーが多い。

そして、トレーラー派がこれまた意外に多い。
この国で手に入れることの出来るツーリング用品が、
貧弱だってことも起因しているんだろうか。

グレイマウスを出発し、
ウエストランド国立公園エリアに近づくにつれ、
怪しげな雲が広がり、ポツポツと雨も降り出してきた。

なんせ、このウエストランド国立公園付近は、
ニュージーランドでも有数の多雨地帯であり、
ほとんどきっちり晴れる日が無いんだそうな。

しっかりと雨に祟られた、
ウエストランド国立公園滞在ではあったが、
それでも晴れ間を縫って、
フランツジョセフ氷河とフォックス氷河を観に行くことが出来た。

フランツジョセフ氷河とその欠片

フォックス氷河の時には、通り雨に遭い、
短距離を甘く見て、レインウェアを持っていなかったので、
危うく濡れ鼠になるところではあったが…。

フォックス氷河

それにしても、
海から僅かな距離の、
しかも、簡単に行ける場所に氷河があるのは、
驚きだ。

フォックス氷河のキャンプ場と愛すべきオンボロ車

しかし、肝心のコップランドトラックではあるが、
数日間の天気予報が芳しくないのと、
手持ちの食糧事情も合わせ見て、
諦めて、日を改めることにした。

とりあえず、次の目的地はクィーンズタウンである。

posted by ヤトー at 13:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月25日

グレートウォーク エイベル・タズマントラックで更に潮干狩り

僕らの滞在したタカカの近くには、
エイベル・タズマン国立公園があり、
そこをグレートウォーク(GW)のひとつである、
エイベル・タズマントラックが通っている。

トランピングを第一目的に出てきた以上、
行ってみたいところではあるが、
このグレートウォークが少々曲者で、
事前の予約が必要なところがある。
予約するということは、希望日に行けるとは限らないし、
途中悪天候でも、延泊するのは難しいということだ。

それと全く情報を調べないで来たので、タカカまで来てしまったが、
どうやら通常は、峠を挟んでネルソン側のモチュエカをベースにするようだ。

色々考えると面倒になってきていた僕は、
とりあえず、モチュエカのiサイト(週末でDOCのオフィスが開いてなかった)で予約状況を確認して、
近日に空きがあるようなら行って、
そうでなければ、南下してしまおうということにした。

モチュエカに移動し、
まずiサイトで予約状況を確認すると、
翌日からでもキャンプであれば、行けると言うことで、
キャンプ代($10×2人×3日分)と手数料$2×2(これを忘れていた…。
iサイトで予約を御願いすると取られる。直接出来るところは直接予約した方が得。)
を支払った。

宿に移動し、スタッフにエイベル・タズマントラックの出発点まで、
連れて行ってくれるのか確認する。

某サイトの情報で、ここのバックパッカーズが
出発点まで送って行ってくれるとの話があったので、
この宿に来たのだが、その話がかなり古い話なので、
現状と違っているところがかなりあるのだ。

果たして、その宿ではもう、そのサービスは行っていなかった。

荷物と車は預かってもらえるようなので、
出発点までと到着点からの足を考えなければならない。

普通、エイベル・タズマントラックを歩く人間は、
本当のトラックの終りである、ワイヌイまで行かずに、
手前のトタラヌイで終りにするのだが、
自分が参考にさせて頂いているサイトでは、
トタラヌイ⇔ワイヌイ間が、人も少なくなり、
本当のエイベル・タズマントラックを体験できると、
書いてあったので、どうせならワイヌイまで行こうと考えていたのだが、
そこまで行くと途端にアクセスが悪くなるので、
どうしたものかと思案した。

考えた末、翌日、トタラヌイまで戻り、
ウォータータクシーで帰る、という案を思いついた。

ウォータータクシーの方が、
片道の運賃は、
バスより高いし、
モチュエカまで戻らないが、
出発点のマラハウには、
駐車場のマークが付いているので、
そこまで車で行き、
止めておくことができるなら、
ウォータータクシー片道分の運賃しかかからないので、
交通費は安くなるし、
一度通ったことのある、普通の一般道で帰るより、
海路で帰ったほうが同じ帰路でも楽しめるはずである。

問題は、その駐車場が比較的安全に車を置いておけるのか?、である。

早速僕らは、マラハウまで車を走らせ、
現地がそこそこ車を数日間放置して置けそうなところなのを確認し、
バックパッカーのオフィスでウォータータクシーを予約してもらい、
二人分の交通費を払った。

翌朝、一応の安全策で、
バックパッカーズで荷物の大半を預かってもらい、
現地に着いたのはお昼近く、
という自家用車の特権を生かす、
いつもののんびりとした出発。

でも、初日は、4時間くらい歩けば着くところなので、
この国の夏の日の長さから言えば、
全く問題無い出発時間である。

エイベル・タズマントラック アンカレッジ周辺

自転車で走って良いと言うなら、
BD-1でも走れそうな、良く整備された歩道を行き、
時間通り4時間ほどで目的地、アンカレッジに到着。

この国の、歩行参考時間は、
日本のかなり甘めの時間設定ではなく、
結構ぴったりの時間だったりするので、
日本の山歩きの感覚で、
「4時間か…。3時間半弱くらいかな。」
なんて考えてしまってはいけない。

キャンプ場は、トランパーの他にも、
船やシーカヤックで来ている人たちもいて、
結構な賑わい。

芝生のテントサイトにテントを張り、
目の前のビーチにでる。

ここらのビーチは、
その名の通り、白砂と言うより黄金色である。

ビーチの端まで行くと、マッスルがいたので、
夕食分を獲り、テントサイトに戻った。

参考までに、
僕らが泊まった、
アンカレッジを始めとする、
ハット(山小屋)の傍にあるテントサイトは、
濾過された水と水シャワーがあった。

エイベルタズマントラック 干潟ショートカット

2日目。
潮が引いているうちに、
干潟をショートカットする。

途中、バークベイでのんびり昼食休憩。

エイベルタズマントラック 吊橋

と言うのも、
その先の道もある程度潮が引いていないと、
通れないとのことで、
再び潮が引くのを待っていたのだ。

エイベルタズマントラック ビーチを歩く

2日目のキャンプ地、アワロアに到着。

ここの目の前のアワロア湾は、
かなり広い干潟になっており、
明らかにコックルスがざくざく獲れそうである。

潮が上がって来る前に、
潮干狩りに行きたいところだ。

ところが、
相方の様子がおかしい。

疲れたと言って、
テントの中に閉じこもってしまった。

エイベルタズマントラック 潮干狩り

今日は、結構歩かせたからな…。

しょうがないので、
コッヘル片手に一人で潮干狩りに干潟に出る。

ここでも、1掻きで、2〜3個が出てくるのは、変わらず。

おかず分獲って、テントサイトに戻った。

エイベルタズマントラック 渡渉

3日目。

のんびりしていたこともあり、
ここも潮が引いているうちにしか渡れない箇所なので、
目の前の干潟を焦りながら渡る。

相方の調子もだいぶ戻ったようだが、
足にまめができて、潰してしまったようで、
あまり歩きたくはないようだ。

午前中に、最終的な目的地、トタラヌイに到着。

ここは、普通に自動車で来られる場所のようで、
広大なキャンプ場に、普通に遊びに来ている人たちが大勢いて、
自分たちのようなトランパーは場違いに感じられた。

予定では、これからまだ先のテントサイトまで行き、
そこから翌朝、トタラヌイまで戻ってくるつもりだったが、
相方の足の具合もあり、
ここにテントを張って、荷物をデポし、
身軽になってから、先のエリアまでちょっと足を延ばしてみようか、
という話を早めの昼食を摂りながら話す。

問題は、トタラヌイのテントサイトが空いているか、と、
当日に予約を変更できるか、である。

トタラヌイのDOCオフィスで、
変更を御願いしてみると、手数料なんかも無く、あっさりOK。

ただ、どこかセンターかなにかで、
変更の手続きをしないといけないらしく、
そこからの予約情報の記載が変更されたFAXが送られてくるまで、
5分ほど待たされた。

トランパー用のテントサイトは、
他の一般キャンパー用とは、分けられていて、
周りにでかいテントやキャンパーバンが止まっているわけではないので、
比較的心穏やかにキャンプができた。

エイベルタズマントラック ひと気の無いビーチで終了

荷物を置いて身軽になった僕らは、
マトン・コーブの手前のひと気の無いビーチで、
このトランピングを終了した。

翌日、昼過ぎの船を予約していたので、
それまで、キャンプ場傍にある、干潟でまた潮干狩り。

ここでは、コックルスも、もちろんいたが、
他ではあまり獲れなかったピピが獲れたので、
それを中心に獲って、
夜バックパッカーズに戻ると、
それで、ボンゴレと味噌汁を作って、
無事のトランピング行を祝したのであった。

エイベルタズマントラック トタラヌイ エイベルタズマントラック コックルス

エイベルタズマントラック カレイ(?)の稚魚 エイベルタズマントラック 藻に覆われた蟹

エイベルタズマントラック ちょんまげが付いてる鳥 エイベルタズマントラック ウォータータクシー 途中、観光案内なんかもしてくれた

posted by ヤトー at 11:17 | Comment(3) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月26日

ゴールデンベイで潮干狩りなのだ

クライストチャーチ リトルトンのビッグバーガー。これで$10は安い!

試走を兼ねて、クライストチャーチ近郊の、
リトルトン、アカロアなんかに行き、
素敵なことに何も問題が起きなかった僕らのオンボロ車。

とは言え、Mさんの勧めもあり、
クライストチャーチを出るその日、
地方に行ってから交換するよりは安上がりだろうと、
タイヤだけは、交換してからクライストチャーチを後にした。

とりあえずは、自転車だけなら行かなかったであろう、
北西部を目指すことに。

本当は、ハンマースプリングスやマルイアスプリングスの辺りを通りたかったのだが、
どうしても心残りを片付けておきたかった。

ペダラーズレストに置き忘れてきたであろう、ビクトリノックスのナイフである。

クライストチャーチのアーミーショップで、
アンティークな中古のビクトリノックスのナイフを$12程で手に入れていたのだが、
無くした奴の方が、ロック機能が付いていたり、刃渡りが長いので、
今後のことを考えると、もし残っているのなら、初めに手に戻しておきたかった。

ただ、自転車でとはいえ、一度通った道、
たぶん、オークランドに戻る時に更にまた使うであろう道を、
早速使うのは少々嫌ではあったが。

助手席の相方と、あそこで休憩したね、
あそこが大変だった、なんて話しながら、
ペダラーズレストに到着。

オーナーさんにナイフの件を聞くが、知らないとの答え。

たぶん、後に訪れた誰かが持っていってしまったのであろう。
有意義に使ってもらえると嬉しいなあ。

以前テントを張った辺りは、羊が放牧されていて、羊の糞だらけ。

時間によっては、一泊しようか、なんて話していたが、
ちょっとテントは張る気にならなかった。

幸い時間はまだあるので、
ピクトンのジャグラーズレストを目指す。

ブレニムを過ぎ、あの10日間の過程を、
僅か数時間で通り過ぎ、ピクトンに到着。

ジャグラーズレストには、『NO VACANCY』の札が。

まあ、テントなら大丈夫だろう、とずかずか入り込んで、
オーナーさんにテントを張って良いか問うと、
今、休暇中なんだ、とのこと。

「何泊したいの?」
「一泊です。」

少し考えてから、
明日、旅行にでかけるから、
朝遅い時間だと、キッチンとかは使えないよ、
と宿泊の許可がでた。

初日から、難民にならずに済んだのは良いが、
以前の心地良さは感じられなかった。
実質切り盛りしていた奥さんがクライストチャーチに出かけてるとかで、
留守だったせいもあるのだろうが。

翌日、僕らは、ネルソンを経由して、タカカに着いた。

ここに来た一番の目的は潮干狩り。
翌々日が大潮ということもあり、期待は高まる。

翌日、ポイントを探してフェアウェルスピット方面に出かけた僕ら。

フェアウェルスピットを望む

ビーチのすぐ傍を通り、道の端に車が止められるところで、
なんか人影があったので、車を止めてビーチに下りる。

ビーチを一生懸命二人で掘るが、何もでない。

ここではないのか…。

タカカの干潟

車に戻り、次のポイントを探して更にフェアウェルスピット方面に車を走らせると、
見事な干潟が目の端に飛び込んできた。

干潟を沖の方まで歩き、砂を一掻き。

「うおっ!!!!」

びっくりするくらいザクザク貝が出てくる。
『地球の歩き方』に載っていた、"バケツ一杯くらいすぐ取れる"
という表現は決して大げさではない。

実は、先ほどのビーチで、
『地球の歩き方』に悪態を吐いていたのは、内緒である。

コックルスと呼ばれる貝だと思うのだが、
相方がマッスルの方がいい、と言うので、
マッスル探し。

コックルスほど大量ではないが、
干潟をよく目を凝らして歩いていると、
大き目の貝が転がっているのが分かるので、
それを拾って歩いた。

コックルスとマッスルいっぱい

小一時間で、手持ちの小型クーラーボックスが、
コックルスとマッスルでいっぱいになったので、車に戻った。

その日の夕食が、
貝尽くしだったのは言うまでも無いのであった。

貝堀の帰りに寄ったププ・スプリングス まるで珊瑚のようなププ・スプリングス

posted by ヤトー at 15:31 | Comment(2) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月15日

ニュージーランドの自動車売買事情

クライストチャーチ フラットの庭でZENZEN

中古車を購入した。

前々から検討はしていたのだが、
円安になってしまったこともあり、
結論を先延ばしにしていた。

BD-1とはいえ、自転車をわざわざ日本から持ってきて、
実際走ったのは今のところピクトンからクライストチャーチまでということを考えると、
なんだかなー、とは当人も思うところでもあり、
結論を伸ばしていた一因でもあるのだが、
ニュージーランドに来てやりたいことの一つ、
トランピングを楽しむために、
気軽に山間部を移動できる足が欲しかった。

普通、外国籍の人間が他国で自動車を購入するのは大変な気がするが、
ここニュージーランドでは、非常に簡単に手に入れることが出来る。

日本であれば、アンティークと言われかれないような中古車
(実際、アンティークな物も多いが)が、現役で走っているので、
それを非常に安く購入することが出来る上、
必要なのは、連絡が取れるニュージーランドの住所くらいなものだ。
必要書類を郵便局で提出するだけで、名義変更が終わってしまう。
(余談だが、オートバイは、そういう事情もあってか、余り乗られておらず、
原付でも、そういった中古車とほとんど同額。)

個人間の売買も盛んで、
よく道端や走っている車にさえ、
"FOR SALE"やら"4 SALE"と書いた車をそこかしこに見かける。

僕らは、近所のカーディーラーで購入した。

カーディーラーだと、
ディーラーは、購入してから最低一ヶ月の保証をつけないといけないと
聞いていたので、同じ価格で買うなら、ディーラーの方がいい。

カーディーラーだと個人間売買より高くつくのは当たり前なので、
僕らは、$2000を予算として見積もっていた。

と言っても、これも出しすぎと言う話でもなく、
ネットでも自分が知り合った日本人も同じような話はしていたが、
安く上げようと、個人間売買で$1000くらいの車を買ったはいいが、
すぐにあちこち修理する必要が出て、
結局、修理費も合わせると、$2000くらい払ったことになってしまうらしい。

僕らの行ったカーディーラーは、表通りからは良く見えなかったが、
中に入っていくと、奥に長い敷地になっていて、
奥の方に安い古い中古車が並んでいた。

そこに一台、$995(≒¥83000)の車が。
1984年製、NISSANのSUNNYのステーションワゴンである。
走行距離は、16万q。

しかし、これより若い中古車で19万qは走っているのがざらのニュージーランドでは、
逆になんでこんなに走っていないのか訝しく思った。

スタッフが近くに来てくれたので、
エンジンをかけてもらうと、かかりは悪かったが、
さほど悪いようには感じられなかった。

WOF(ニュージーランドの車検、半年に一回ある。そう聞くと鬱陶しく感じるかもしれないが、
日本の車検とは比べ物にならないほど安いし、気軽)も最近通っているところを見ると、
恐ろしく悪いところは無いように思えた。

ついでに、上記のWOFの他に車両登録税が必要になる。
これは、3、6、12ヶ月から支払い期間を選べるらしい。

その場は保留し、年明けてから再び訪れた。

行幸だったのは、僕らのフラットメイトに、
ワークビザで滞在中の日本人男性のMさんがいるのだが、
その方の知り合いにカーメカニックがいて、
購入するなら軽く車を見てくれると言ってくれたことだった。

試乗をしたいと申し出て、
試乗がてら、Mさんの知人のカーメカニックさんのところに車を見せに行く。

去年(2006年)に主要なパーツは交換済みのようだし、
ラジエターキャップが悪くなっているが、
エンジンもおかしくなさそうだし、
君達が使いたい期間の3〜4ヶ月は保つと思うよ、
とのことだった。

カーディーラーに戻り、購入の意思を伝え、
お金を払うと、鍵を渡され、
拍子抜けするくらい簡単に僕らの車になってしまった。

と言っても、それで終りではない。

まあ、終りにしてもいいのだが、
Mさんの勧めもあり、
日本のJAFに当たる、AA自動車保険に入ることにした。

外国人が自動車を買いやすい背景に、
日本でいうところの強制保険が無く、
交通事故の怪我は国が補償してくれるということがある。

だから、自動車保険に入るとしても、
高級な車以外は、サードパーティーという、
対物保険だけに入るのが一般的だ。

AA自動車保険も入れると聞いていたので、
金額を聞いてみると、半年で$370ほど。

話に聞いていたより遥かに高いので、
答えに窮していると、
安い保険がここでは入れると、
住所を書いてくれた。

AAでは、$77でノーマル会員に加入(これで一年間6回までトラブルに対処してくれる)
しただけで、その保険屋に向かった。

話を聞いていて、おかしいな、とは思っていたのだが、
住所の場所はバックパッカーズだった。

なんとBBH自動車保険を扱っていたのだ。

金額は、3ヶ月で$180。

6ヶ月の金額を聞かなかったので、
単純にAAとは比べられないが、
6ヶ月乗るか分からないことを考えると、
短期間から加入できる方が都合がいい。
何よりバックパッカーズの自動車保険というのがなんとなく楽しい。

しかし、もしものことを考えると、
営業所が多い保険の方がいいだろう。

その点では、BBHの自動車保険は決してお勧めできはしない。
フリーダイヤルがあるだけましだが。

※追記
BBHの保険が切れそうになった時に、
安い保険の存在を知る。
NAC Insurance
ワーキングホリデーサポート系のお店で、
日本語で加入できる。
クレームは、やはり英語のみだが。

さてさて、自動車という新たな道具を手に入れた我々の旅はどうなるのだろうか。

posted by ヤトー at 20:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月14日

ニュージーランドの銀行と両替。ついでにIRDナンバー取得の話。

クライストチャーチに長期滞在する理由には色々あったのだが、
クリスマスシーズンを大人しく過ごそう、ということの他に、
銀行口座を開設しようというのがあった。

旅の資金を安全に持ち歩く方法として、
一般的なのは、トラベラーズチェックだと思うが、
そのままトラベラーズチェックが使えるところは少なく、
銀行や両替所で換金することになる。
しかし、必ずしも銀行の類がその集落にあるわけでもないので、
場合によっては、前述のワイパラの僕らのようなことになりかねない。

ワイパラには、ATMさえなかったので、
日本の感覚で言えば、銀行口座を持っていても、
同じじゃないか、となるが、
ニュージーランドの銀行のサービスに、
Eftpos(エフトポス)という、
キャッシュカードで、支払いができるサービスがある。

日本でもデビットカードと言われ、ある程度行われているサービスではあるが、
普及率はいまいちだ。
理由は、その使用料を店舗側が支払うことにあると思うが、
ニュージーランドでは、その使用料を利用者側が支払う。

そのお陰か、その普及率はびっくりするほどで、
町の小さなフィッシュアンドチップス屋でもその端末が置いてあったりする。

更に、日本のデビットカードには無いサービス、
キャッシュアウトがある。

キャッシュアウトは、レジで支払い時、
『キャッシュアウト、プリーズ』
と言うと、レジから預金が引き出せてしまうのだ。

これなら、ATMが無いような田舎の集落でも現金を引き出すことが出来る。

また、ニュージーランドの銀行は、
自行のATMであっても、使用料を取ることが一般的なので、
買い物のついでに出金すれば、使用料を節約することが出来る。

口座作成時必要なものは、

  • 身分証明書
  • 現在住所を証明できるもの(レターヘッドなど)
  • 連絡が取れる電話番号(携帯可、海外ローミング携帯不可)

である。

口座の種類もいくつかあるが、
僕らのような旅行者がお世話になるのは、
普通預金で、
その普通預金の中でも、
銀行によりいくつか種類があるのだが、
大まかに分けて、

  • 月々いくらかの口座維持手数料を支払い、ATMなどの使用料が無料になるタイプ
  • 口座維持手数料は無料で、毎回のATMなどの使用料を支払うタイプ

がある。

後者では、kiwi bankが一番良いかな、と思い作成した。
kiwi bankは、日本で言うところの郵便貯金。
今まで通ってきた小さい町でも、支店があったし、
使用料も$0.30〜0.40と安めだ。
後述するが、定期預金も現在のところ他に比べて良いらしい。

※07/02/01追記
Bank of Newzealandに30歳未満だと、
口座維持手数料無料で、
月30回までEftpos、自行ATM利用が無料になるプランがあるので、
Bank of Newzealandがワーキングホリデー利用者には、
一番お勧めかもしれない。

Eftpos(エフトポス)を使用すれば、支払い、出金については、
支店の多さは問題ではないが、入金時が問題だ。

なぜだか知らないが、ニュージーランドのATMは入金が出来ない。
いちいち窓口で入金しなければならないので、
その場合は支店数は、問題だ。
後、帰国時に、
口座を閉める時にも、支店数が少ないと面倒だと思う。

前者は、月$5くらいで、
大体何処も、どんぐりの背比べだ。

両者を比べると、月10回以上使用しなければ、
口座維持手数料がかからない方が得のようだ。

例外に、前者のタイプで、
口座にある程度の金額、例えば$2000以上入っていると、
口座維持手数料が無料というのがある。

ここに落とし穴があるのだが、
だからと言って、そのタイプを安易に選んではいけない。

滞在期間が短いなら別だが、
現在ニュージーランドの銀行の定期の年利は7%以上と、
日本では考えられないほど高利だ。

単純に考えて、年利を7%と仮定して計算して、
($2000の年利)から($5の口座維持手数料一年分)を差し引いても、
$80の利益が残る。

一年以上口座を維持するつもりなら、
一考する必要がある。

両替に関して、面白い情報を拾った。

年末にかけて、銀行口座も作ったので、
持っている日本円のトラベラーズチェックを、両替しようと思っていたのだが、
11月末の辺りに比べて、2円弱ドル高だった為、
そのうち戻るだろうと、待っていたのだが、
戻るどころかぐんぐんドル高になっていき、
最終的に、5円ほど高くなってしまった。
$1000分も両替したら、5000円も違うことになる。

ケチな僕は非常に落胆したのだが、
ネットを徘徊していて、その単純な理由を知った。

このブログのトップの右下にリンクがあるので、
参考にしてもらいたいのだが、
円とニュージーランドドルのチャートをみると、
6〜8月が安く、12〜2月が高くなっている。

その理由は、"観光客"である。

主要な先進国が固まる北半球が冬のとき、
ニュージーランドは季節の良い夏である。

単純に、観光客が増える夏期にドルが買われ、
冬期にドルが買われないのだ。

観光客で為替が変わることに驚きつつ、
夏頃から用意していたので、
その頃にある程度ニュージーランドドルを用意しておけば良かったなあ、
と思わずにはいられない。

逆に、夏期から長期滞在する予定の人は、
初めに両替しない方が良さそうだ。

※あくまでも、為替は生ものなので、必ずしもこの通りにはいかないこともご留意を。

IRDナンバーとは、
所得税を納めるのに必要なもので、
ワーキングホリデービザの人もニュージーランドで働く以上、
取得しなければならないものだ。

郵送でも行っているそうだが、
各地にあるIRDセンターに直接出向く方が、
分からないところは職員に聞けるので簡単だろう。

申請自体は簡単で、
パスポートとビザのコピーを撮られ、
書類に必要事項を記入して提出するだけ。

後は、IRDナンバーが記入されているカードが郵送されてくるのを待つだけだ。

posted by ヤトー at 15:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月13日

クリスマス、ハッピーニューイヤー クライストチャーチ

クライストチャーチ 大聖堂のクリスマスツリー

クライストチャーチのクリスマスと言えば、
サンタパレードが有名だ。

大したことが無いだろうな、とは思いつつも、
滞在先にクライストチャーチを選んだ理由でもあるので、
もちろん見に行く。

異常気象で、低気温、雨続きのクライストチャーチであったが、
サンタパレード当日は、雨はなんとか降らずにいてくれていた。

クライストチャーチ 自転車レース クライストチャーチ 自転車レース

サンタパレードまでの時間を街で待っていると、
エイボン川沿いで自転車レースを行っていた。

日本に比べ、日常の足としての普及率はいまいちに思われる自転車だが、
スポーツとしては盛んで、レース自体もそれなりに人気のようだ。

こういったレースを見るのは初めてだが、
なかなか楽しかった。

サンタパレードは、コロンボ通りで行われた。

色々な団体が、色々趣向を凝らした山車で、通りを行進していく。

日本人会は、まさかな、と思っていたが、
予想が当たり、"ヨサコイ"(笑)

悪くは無いが、日本でもなんか小規模の祭りがあると、
ヨサコイをやるので、自分はいささか食傷気味だし、
サンタパレードにしても、他の山車に比べて、
地味な感じがしてならない。
"青森ねぶた"なんかやってもらうと他の団体にも負けないと思うんだけどな(笑)
青森ねぶた常連参加者の贔屓目かもしれないけど(^_^;)

クライストチャーチ サンタパレード クライストチャーチ サンタパレード

クライストチャーチ サンタパレード クライストチャーチ サンタパレード

クライストチャーチ サンタパレード クライストチャーチ サンタパレード

クリスマス当日は、
フラットメイトと鍋パーティをした。

クライストチャーチ クリスマスパーティ フラット

台湾の娘たちも、喜んでくれたようで、良かったが、
作りすぎたため、4食鍋を食べることになってしまった…。

ニューイヤーイブは、大聖堂前の広場に、
カウントダウンイベントを観に行く。

クライストチャーチ カウントダウンイベント

昼間まで降っていた冷雨こそ止んでいたが、
手がかじかむような寒さだ。
広場では、コンサートをやっていたが、
零時まで、ここにいることを思うと嫌になる。
冬物コートの人間もちらほらいる中、
タンクトップ姿の人間もいるのがニュージーランドなのだが(笑)

年越しの瞬間、
近くのホテルの屋上から盛大に花火が。

頭上に降りかかるような花火に、
消防法とか大丈夫かよ?なんて呟いてしまう、
無粋な僕であった。

クライストチャーチ カウントダウンイベント

posted by ヤトー at 17:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月20日

ふらフラット、クライストチャーチ

どうにも、こんな大きな荷物を持って、
大きな街の中を走るのは気恥ずかしくて仕方ない。

なら、トレーラーなんか引くなって言われそうだが、
こういう悪乗りが好きなんだから仕方ない(笑)

GPSを睨みつつ、BBHに載っていたテントを張っても良い、バックパッカーズを探す。

そのバックパッカーズは、BBHに掲載されてから日が浅いのか、
ポイントが付いていなかったのが気になったが、
クライストチャーチのような大きな街でテントを張らせてくれるようなところは、
稀有な存在で、そこしかなかった。

『ん…?』

なんか後輪の様子がおかしい。
やけにふらつく。

でも、宿まであと少しなので、
そのまま無視して宿まで向かう。

宿前で、後輪を確かめる。
ホイールはおかしくなっていない。
タイヤを触ってみると、だいぶ空気が抜けていた。

 宿の玄関先の辺りには、人の気配が無かった。
誰かいないか、裏庭までずかずか入っていく。

裏庭に、人が使っているのかわからないが、
フライが半分外れているテントが張ってあった。

どうやらテントは張れそうだが、
セキュリティはないに等しい。

裏手のキッチンと思しきところにも気配が無い。
ノックして暫く待ってみたが、誰もでてくる気配が無かった。

ただバカみたいに、誰か戻ってくるのを待つのもなんなので、
もう一つ近くにある、日本人がよく使っているらしいバックパッカーズに向かうことにした。

BD-1に跨ってみるが、
もう完全に空気が抜けてしまっていた。
しょうがないので、押して行く。

その【K】というバックパッカーズは、
長期宿泊者には、割引があるということなので、
元よりクライストチャーチで長期滞在するつもりではあったため、
一回は話を聞きには行こうと思ってはいた。

【K】は、先ほどのバックパッカーズに比べると遥かにセキュリティがしっかりしていた。
インターホンを通してからでないと、表の門から中に入ることができなかった。

ダブルの部屋は、今日だけなら泊まれるが、
予約があって、連泊は無理とのこと。
ドミトリーなら、連泊は可能。
ドミトリーとは言え、テントで泊まることを考えると高い。
割引も2週間以上で、先払いでのみと言うし、
外で待たしている相方に相談に戻った。

とりあえず、週末でもあるし、
3連泊分だけ払って、その先のことは後から考えることにした。
ここのセキュリティを見た後では、
先ほどのバックパッカーズの庭にテントを張る気にはなれなかった。

「ここから歩いて5分ほど行った先にもう一つドミトリー用のがあるので、
そちらに行ってもらえますか。」

パンクしているっていうのに、こういうときはこういうことが重なるもんである。
部屋を見せてもらい、問題も無さそうなので決める。

スタッフに、自転車で今日何処から来たのか聞かれたので、
ワイパラと答えると、分からないとの答え。
ワイナリーがあって、ハンマースプリングスとカイコウラの分岐の、
と言っても分からないとのこと。
どれほどクライストチャーチにいるのかわからないが、
車移動で、ほとんど町にしかいないとなると、
60q先の町の名前も知らないものなのだろうか。

荷物を部屋に入れた後、早速裏庭でパンク修理。

どうやらパンクの原因は、タイヤの磨耗によるものらしかった。
日本を出る前に、既に後輪のタイヤがかなり来てるな、とは思ってはいたが、
機を見て、ニュージーランドに来てから交換しようと思っていて放置していた。

タイヤは、日本から2本持ってきていた。
パンクを修理して、タイヤを交換する。

ちなみに、ニュージーランドでは、18インチのタイヤやチューブは普通無い。
子供用であるだろう、と考えていたのだが、
置いてあるサイズは、14、16と来て、20に跳んでしまう。

わざわざ、相方のBD-1Cのリムのバルブ穴を電動ドリルで米式バルブが使えるように、
広げてきたのに徒労であった。

もし、ニュージーランドを18インチの自転車で周ろうなんて酔狂なのがいるのなら、
ちゃんとそこらのスペアは持ってきたほうがいいですよー。  

修理が終り、お腹も空いてきたので、
街の中心の方に、歩いて向かう。

相方が、まだフィッシュ&チップスを食べたことが無いから食べてみたい、
となんかの拍子に言うので、ほんじゃ、地球の歩き方に載っていたところに行ってみましょうか、
と出てきたわけだが、お休みであった。

それでは、もう一つ、地球の歩き方でもmixiでもその存在を知り、
行ってみたかった、ごはんと、味噌汁がお代わり自由という『大阪屋』に行こうか、
ということになったのだが、その地球の歩き方を宿に置いてきてしまったので場所が分からない。

仕方なく一度宿に戻り、今度はBD-1ででかける。

クライストチャーチ 大阪屋

大阪屋は、先ほど行ったエリアのすぐ近くであった。

食事を終わると、オーナーさんに話しかけられた。
なんでも、近々スポーツ自転車を買うつもりなんだそうだ。

大阪屋に来た理由は、もちろん食事もあったが、
そこにあるという掲示板を見るためでもあった。

別にクライストチャーチでなくても良いのだが、
銀行口座作成や年末年始のことなどもあるので、
どこかで少し長期滞在をしようと考えていた。
そこで、フラットなんかの情報を見ようと思ったわけである。

家賃の期間が書いてないが、
どっかで読んだあやふやな記憶からと、
値段から考えると一週間単位の値段のようだ。

高いところでも、二人で$160くらいのようだ。
一人で考えると、$80。
日割りで考えるとテント宿泊より安い。

ただ問題は、自分達の考えている滞在期間が一ヶ月強と短いこと。
そんな短期間で入れるところなんて少なそうだ。

しかし、理由は分からないが一つだけ、
11月末から1月頭まで、との条件のものがあった。
普通と違い、その条件は、うちらの条件に合致していたので、だいぶ惹かれた。

だが、自分としては、まだクライストチャーチに滞在すると決めたわけではなかった。

まだ、クリスマスまで日にちはあるし、
もっと南下して、もうちょっと鄙びたところでのんびり年越しするのもいいんじゃないか。
漸く体が出来上がってきたところで、長期滞在して、
また体を鈍らせるのが少し惜しくない?
まだ、着いたばかりで結論を出すのは早いと思うよ。
明日も明後日もあるんだし、それからでも良いじゃないか。

そんなこんなで相方を丸め込んで、宿に戻った。

翌日は、市内観光。
また、大阪屋に行き、今度は食事をせずに、
掲示板から、昨日のフラット募集の電話番号などをメモするだけで出る。
昼食は、牛丼屋。
まあ、二度はいいかなってかんじ。
大聖堂など市内をぷらぷらして、
無料のバスに乗って、パックンセーブまで買い物して宿に戻る。

相方が、先ほどメモったフラット募集の連絡先に電話したが、
つっけんどんな言い方で決まったということを言われたとのこと。
そんな言い方するなら、全部紙張ったところの剥がしてきゃいいのに。

そんな話がでたついでに、
まー、これは、主観の問題だが、
『K』の別館のスタッフの対応は、非常に冷たく感じられた。
日本人だからなのか、とも思うが、
今までのバックパッカーズのキウイスタッフのフレンドリーさ
(たまにそうじゃないのもいたけど)から言えば、
歓迎されてないんじゃないかと思ってしまうほどである。
それに日本人だらけの宿という環境も我々二人の目には奇異に感じられた。
もっともこれは、一人旅をしていて、たまにこういうところに泊まると、
ほっとするという感覚はわかるし、すぐに慣れてしまったけれど。

同室の日本人男性と親しくなり、
クライストチャーチ近郊にもパウアがいるらしいという話をすると、
一緒に探しに行ってみようということになって、
彼の車で明日でかけることになった。

明朝、宿から一番近い海岸まででた僕らは、
磯場を探しながら、海岸に沿って南下する。

なかなかそれらしいところが見つからない。
そもそも、"近郊"がどこら辺までを指すのかわからないんだから、
どうしようもない。

リトルトンに向かう途中、交通規制をしていた。
工事か何かだと思ったら、映画かドラマの撮影。
確かになかなかの景観。
ご存知だろうが、『ロード・オブ・ザ・リング』を始め、
数々の映画のロケが、ニュージーランドで行われている。
いつかこの景色を、何かの映画のシーンで見ることがあるのだろうか。

クライストチャーチ リトルトンへ

さて、パウア探しは、結局空振り。
リトルトンから、湾を挟んで向こう側の、
ゴールデンハーバーの辺りまで行ったのだが、無駄足だった。

宿まで戻り、それから僕と相方は、
遅い昼食を摂りに、大阪屋に再び足を運んだ。

食事前に、掲示板を眺めていると、
オーナーさんにまた話しかけられた。

実は、大阪屋でもフラットを経営されているのだが、
最低賃貸日数が合わないだろうと、諦めていた。
なので、フラットを探している旨の話は既にオーナーさんにしていたのだが、
大阪屋のフラットに関しては聞いていなかった。
とりあえず、前の話がダメになったので、
ダメ元で、ちょっと聞いてみようか、と僕らは店に来る前に話していた。

フラットの空きを問うと、一部屋空いていて、たまたま今日一人見学に連れて行くとのこと。
最低日数は、逆にどれくらい居たいのか問われ、
一ヵ月半と答えると、本当は、二ヶ月からなんだけど、と一拍考えて、
それでも良いとの答え。
自分らがまだ、フラットを借りるのか悩んでいるとも伝えると、
今夕5時に、見学に行くので、
見に行く気があったら、5時にまた来てください、と言われた。

食事を終え、町をうろつきながら考えた。
これも何かの縁だし、
前の人が決めてしまったら、うちらは借りられなくなる。
前の人が決めずに、うちらが良いなら、借りてしまおう。

五時きっかりに大阪屋の前で待っていたが、
一向にオーナーさんは現れなかった。
もしかしてもう行ってしまったのかもね、と話していると、
暫くしてオーナーさんが戻ってきた。
2〜3人と一緒のところを見ると、
どうやら見学に行って来てしまったらしい。
オーナーさんに声をかけると果たしてそうだった。

「見に行きます?」

前の人は、保留したそうで、
行ってきたばかりだというのに、
オーナーさんは、フラットまで僕らを連れて行ってくれた。

フラットは、中心から車で10分くらいのところにある、古い家だった。
でも、部屋自体は広かった。
庭も広いし、僕らがいる間に熟さないだろうが、果樹も結構あった。
かわいい猫も遊びに来る。
しかし、手が回らないそうで、庭は草ぼうぼう。
あらが無いかと言えば嘘だけど、
僕らにとってはどれも許容範囲内だった。
何より契約面で融通してくれると仰ってくれている。

僕らは、ここに暫く滞在することに決めた。
大阪屋に戻り、手付けを払って契約を交わす。

早速明日から入りたい旨伝えると、
宿まで迎えに来てくれると仰ってくれたが、
うちらの荷物量からすると、結構面倒な作業になってしまうので、
大した距離でもないし、自走で行きます、とお断りした。

翌朝、『K』を出た僕らは、約束の時間より少し早めにフラットに着いてしまったので、
猫と遊んでオーナーさんを待っていた。

約束の時間きっかりにオーナーさんは現れた。
そして鍵を渡してもらい、
僕らのクライストチャーチでのフラット生活が始まったのであった。

posted by ヤトー at 10:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月08日

山越え谷越えワイパラへ

最大高度は、200m程度だが、
何度もアップダウンのある海側ルート。
一番高いところで、500m、
更に海側より20q弱距離が長いが、
一回上れば、後はほぼ下りの山側ルート。

カイコウラからクライストチャーチに到る道はこの二つ。
もうちょっと正確に言うと、クライストチャーチから60q程手前のワイパラで、
この二つの道が合流分岐している。

僕らは、悩んだ。
そして、山側ルートを選択した。

素直に考えれば、海沿いだろうが、
何度上ったりすれば、結局500mくらいは上ったことになってしまうだろうし、
それにもう一つ、素敵な考えがあった。

「ヒッチハイクって良くね?( ̄ー ̄) 」

先日の、トラックの荷台に味を占めた僕ら。
何度も上り下りがあるルートで、
ヒッチハイクするなら、一回だけでは、
あまり楽にならないが、
上りが一回なら、ヒッチハイクは一度きり。
次の集落、ワイアウは、峠を下ったところだし、
もしかしたら、そこからカイコウラに買出しに来る人間もいるんじゃないか、
という皮算用もあった。

スーパーで、
食料と先日の反省を踏まえて、
多目の行動食を購入しておいた。

カイコウラの郊外に出て、
海側と山側ルートの分岐で、
山側ルートに進む。

途端、交通量がぐっと減る。

経験上、こういう道のほうが、
意外にヒッチハイクは成功しやすいのだが、
しかし、それは、"普通のヒッチハイクで"ならだ。
うちらの条件は、最悪に近い。
トラックの荷台じゃなきゃ、無理だろう。
運良くそんな車が通ってくれれば良いが…。

自分としては、
坂がきつそうならヒッチハイクだな、
くらいの考えなので、
とりあえず、道が上り始めるところまで行ってみる。

途中、橋の下でのんびりランチをしてから、
本格的に上り始めるところに着く。

ここまで来るまでに、ある程度二人共悟っていた。

この道は、車が通らない。

一時間に数台、通るか通らないか。
しかも、自分たちを追い抜いていった車に、
トラックは一台も無かった。

国道だし、それなりに交通量はあるだろう、
との目論見は全く持って外れてしまったが、
あまり失望感は無かった。

その交通量の無さが、のんびりしたツーリングをさせてくれたからだ。

「自分の足しか頼れそうに無いけど、のんびり行こう。」

僕らは、坂を上り始めた。
と、言ってももちろん早速自転車を押して、だが(笑)

 カイコウラからワイパラへ

押して上げているとは言え、結構辛い。

ちょっと押しては休み、ちょっと押しては休み…、
そうしながら、一つ一つの上りを越えていく。

天気と景色が良いのが、幸いだ。
それに、今までの道と違い、
2両連結した大型輸送トラックが通らないのもいい。

この日は、ワイアウ川沿いにキャンプすることにした。

ここでアクシデント…と言うより、
間抜けな失敗をしてしまった。

サンドフライ除けにネイチャーストーブ(小型焚火台)で焚火をしようとしたのだが、
いまいち火の付きが悪く、アルコールストーブ用の液体メタノールで着火しようと、
容器の蓋に少量取って、そのままたらしたら、手に持っている容器の蓋に引火。
慌てて手を振ったら、テントのフライに引火したメタノールが降りかかり、フライに着火。
テントの中にいた相方の声で、その事態に気付き、慌ててたたき消したが、
フライに大きな穴と残り火でインナーと入り口のメッシュパネルの一部を損傷した。

フライとインナーは、持ってきたリペアキットでどうにかなりそうだが、
メッシュは厄介だ。

とりあえず、虫が入ってきてしまうので、
メッシュとインナーは、応急でパワーテープ(ガムテープの強力版)で塞ぎ、
明日しっかり塞ぐことにした。

ワイアウ川

ところで、ニュージーランドでは、生水を基本飲んではいけない。
ジアルディアという寄生虫がいるからだ。
生水を飲もうとしたら、煮沸か薬剤使用をするのが一般的だが、
相方が多量に水を摂取する奴なので、
上記の方法だと変な味がしたり面倒なのがあったりするので、
MSRの浄水器を持ってきていた。
この日が初お披露目だったのだが、
今後、トランピング(ニュージーランドでは、トレッキングのことをこう呼ぶ)に行った時に、
活躍してくれるだろう。
それに、郊外に出てしまえば、日本のようにどっかに蛇口があるだろう、という環境でもないので、
沢や川はそこそこあるニュージーランドでは、持っていると安心できる道具でもある。
空気が乾いているせいか、大して暑くなくとも喉だけは渇くので、
自転車なんかの人力移動者は、飲み水の心配だけはしないようにした方がいい。

明朝、フライの穴を塞ぎ、再び上り始める。

今日、ピークに到達すれば、後はほぼ下りと平坦な道だ。
あいかわらず、交通量は少なく、トラックが来ることも無い。
もっとも今来てもここまで来たのだから、自分の力で行きたいという気持ちが強い。
乗る?って聞かれたら乗りそうだけど(笑)

カイコウラからワイアウ 峠

ピークに到達した。
特に何の標識も無いが、
持っているGPS60CSの高度計で、
ここがピークなのが大体わかった。

後は下るだけー、と言いたいところだが、
たまにそこそこの上りもありつつ、
ワイアウに到着。

キャンプ場に到着。
日本と違って、キャンプ場が集落のど真ん中にあったりするのが、
ありがたい。

昨夕のテント破損のショックから、
室内(こっちでは、キャンプ場もベッド付きの部屋があるのが当たり前のようだ)にしようかな、
とも思ったが、天気がいいのと、綺麗な芝生だったのもあり、テントを張った。
一人$10。しかも、ここは、キッチンもあるし、調理器具もあった。
もちろん、缶切りもある。
これで、重い缶詰ともおさらばできる。

大型スーパーは無いが、歩いていける距離に、
フォースクエアという小型スーパー(品目少なく、価格は高め)はあるので、
そこそこ便利はいいところである。

フォースクエアで夕食を買出してきて、夕飯作り。
さあ、缶詰開けるぞ、と意気込むが…、
開けられない…。

こっちの主な缶切りは、ペンチのような形をしていて、
缶の端をカチッと挟み込み、横にあるハンドルをくるくる回すと、
缶の蓋が切れるのだが、壊れているのか、噛み合わせが甘い。
暫く試したが諦め、もう一つ入っている缶切りを取り出す。

しかし、これもまた曲者。
以前テレビで見たことがある、
"東大生も開け方が分からなかった缶切り"であった。

結局その番組では開け方をレクチャーしていなかったので、
開け方は知らない。

その変則フォークのような形をした缶切りを、
日本の缶切りの開け方をでない開け方ということを頭に置いてチャレンジするが、
わからない・・・_| ̄|○・・・

結局力技で、3oくらいずつ長い時間かけて切り開けていった。

後日、ネットで、後述の方の開け方を調べていて、
前述の方の開け方を知った。
イギリス式の缶切りで、
上部じゃなく、横から切れるらしい…。
現物が手元に無いので試せないが、
今度使う機会があったら、再チャレンジしてみよう。
後述の方は、未だ分からず。
誰か教えてけれ つД`)

翌日、ほとんど道は平坦になったが、
強い西風に苦戦しつつ、ワイパラを目指す。

ワイパラは、クライストチャーチに程近く、
国道の分岐でもある集落だから、
大きなスーパーもあるだろう。

途中、二桁国道から、一桁国道に合流すると、
途端に交通量が増加した。
また暫く、トラックにビクビクしつつ走ることになるんだろうな…。

バルモーラル森林公園

ゆるく長い坂道を下り終えると、
ワイパラに着いた。

坂を下っている途中、
遠めに集落が見え、その瞬間嫌な予感がしたのだが、
果たしてその予感は的中してしまった。

とりあえず、バックパッカーズに行き、
2泊分のお金$30(テント一つにつき、一人$10、それ以降の人数は$5だった。
小さいテントに二人いるのが、漸く報われた)払い、
テントを張ると、食料の買出しに出かけた。

何も無い…。
ワイパラは、非常に小さい集落だった。
始め、クライストチャーチ側の国道方面にでたが、
ガソリンスタンドがあるのみ。
バックパッカーズの傍には、
小さい飲食店。
駅のある方面に行って、漸く見つけたのが、
沖縄の離島の共同売店を彷彿とさせる、郵便局兼小商店。
高いし、何も無い。

ワイパラを過信していた僕らは、
食料がほとんど無くなっていた。
そして、カイコウラで多めに換金していなかったせいで、
所持金も無くなりかけていた。

僕らは、2泊分の料金を支払ってしまったことを少し後悔していた。
体は疲れているが、明日、クライストチャーチまで行った方が良かったんじゃないか。

ワイパラ バックパッカーズ

でも結局、パンを買ってくる程度で、
乏しい食料を工面して、2泊することにした。
蓄積された疲労が、気力を削ってしまっていた。

ワイパラ バックパッカーズの猫

ここのビジターブックに、
よく参考にさせて頂いているサイトの管理人の秋葉氏の書き込みがあった。
なんか知人の書き込みを見たようで、なんだかとっても嬉しかった(笑)

食料がもっとあったら、ここの印象も違っていたのかもしれない。
ちょっとシャワーとトイレが古いのが気になったけれど、
のんびりしたいいところだった。
鉄道好きなら、もっと面白く感じるかもしれない。

さて、クライストチャーチに向けて出発する。

トラックも多く、交通量の多い道に、
あの閑散とした山道を懐かしむ。
快調に、とばせているのがせめてもの救いだ。

クライストチャーチ近郊で、
自動車専用道になってしまったが、
たまたま通りかかった警察官に教えられ、
一般道を進む。

「あっ、信号だ。」

何時以来だろう。
ブレニムにあったか、ちょっと記憶に無いが、
もしかしたら、ウェリントン以来の信号機との遭遇。
大きな街の存在を嫌でも感じさせてくれる。

『クライストチャーチ』の標識があったら前で写真を撮りたい、などと、
相方はのたまったが、僕らの行く一般道にそんなものは無く、
そのままクライストチャーチ市街地に突入していったのであった。

posted by ヤトー at 19:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月04日

風とファーシールとパウアとカイコウラ

星空を見ながら、ロープとペグを打ったのが3時頃だろうか。

吹きすさぶ強風の音が気になってしょうがないので、
ちり紙で耳栓を作り、
ぼんやりと、この時間までこんな風が吹いているようじゃ、
朝になっても、風止んでないだろうな、とか思いながら眠りに落ちたが、
明朝6時頃目を覚ますと、風が止んでいた。

う〜ん。まだ、このニュージーランドの気象の目まぐるしさについていけないな…。

テントから首を出すと、牧場の端の方で、野うさぎが数匹ピョコタンピョコタンと跳ねていた。

風は無いが、やっぱり国道までの1q強の砂利道は面倒である。
舗装してくれないかなあ。

そう、ニュージーランドのアスファルト舗装であるが、
すごい大雑把と言うか荒い。

自転車が走るべき道の端、路側帯の辺りは、
ほとんど舗装と言うより砂利が押し固められたようになっていて、
本当走り辛いし、タイヤの減りも早そうな気がする。
その上、市街地に近いと、
ガラス瓶を走行中の車内から捨てるらしく、
ガラスの破片が散乱している。

ニュージーランドを自転車で走るなら、
ケブラーかなんか使っている丈夫なタイヤがお勧めである。

ニュージーランド カイコウラ方面を望む

今日は、海岸線を行くため、比較的アップダウンも無く、
楽に行けるかなあ、もしかしたらカイコウラまでいけるかも、
なんて目論見はあっさり覆って、
若干の向かい風の中ヨタヨタしながら、
カイコウラから40q程手前のキャンプ場に泊まる。

このキャンプ場、一人$10と安めだが、
シャワーは有料だし、キャンピングカーが基本らしく、
水場は、蛇口がぽつんと立っているだけで、炊事棟なんてものは無し。
国道と鉄道がすぐ横を通っているので、何か通る度にうるさい。
現状がわかると$10が高く感じてしまう。

テントを、さっさと張ってしまった僕らは、海岸に出てみた。

カイコウラ周辺では、パウア貝(アワビ)が獲れるという情報を得ていたので、
ほど近いここらでも獲れるだろうと踏んでである。

幸いすぐ近くに磯場があった。
だが、いまいちの天気で気温も上がらず、
水に入るのがためらわれたので、
磯場をじろじろ見て回る。

「フグワァ!!!!」
「うわぁゎゎ!ΣΣ(゚д゚lll)」

突然の声に、驚愕。
砂浜に何か大型犬くらいの大きさの生き物がいた。

驚きながらも、それがすぐに何者かがわかった。
オットセイの仲間、"ファーシール"である。

彼女(大きさから推測するとメスだと思う)の傍に近づきすぎた上、
海への退路を断ってしまう位置に僕らがいたので、威嚇したのである。

あー、驚いた、と呟きながら、
動かず彼女の方を見つめていると、
一瞬海に帰ろうとしていた彼女であったが、
僕らに敵意が無いのを察したらしく、
元いた場所に戻るとコテンと寝てしまった。

こうやって存在がわかってから見ればわかるが、
彼女の寝姿は、保護色なのか、そこらの漂流物とさして変わらなく見える。

しかし、呑気な奴である。
敵意が無いのがわかると、
近づいてはいけないとされる10m以内だろうが、
退路を断たれようが、気にしていない様子。

寒い上に雨も降り始めたので、
どこにいるかよくわからないパウアは諦め、
既に岩にへばりついているアオガイを引っぺがす。
しかし、こいつも日本にいる奴より遥かにでかい。
強力に引っ付いていて、無理やり剥がすと下の岩まで剥がれた。

数個獲り、先ほどのファーシールの横を一声かけて通り、
キャンプ場に戻る途中に、誰かが焼いて食べたらしいパウアの殻が捨てられていた。
「すげー!」
それのどれもが10p以上はある。
(規定のサイズが125o以上なので当たり前なのだが)
あまり食べないとは聞いていたが、食べる人は食べるようだ。

今日何も食料を補給できなかったこともあり、
メインの晩御飯はインスタントヌードルだけだが、
アオガイを醤油をかけてフライパンで焼く。
アワビに比べると悲しくなりそうだが、
魚介類の好きな相方は、結構喜んでくれたので良かった。

ニュージーランド ファーシール

 翌朝雨は止んだものの、
ファーシールのコロニーを横目に見ながら、
向かい風を感じつつ進む。

今日は、30qくらいだけ、と頭の中で何度も言い聞かせるが、
一向にカイコウラが近づいてこない。

それに昨日で、休憩中つまんでいた行動食が底をついていた。
朝もスナックパスタという軽食を摂っただけ。

お昼をするのに適当そうな場所をだらだら探しながら進んでいると、
徐々に体が辛くなり、足が動かなくなった。

(ハンガーノックか…。)

蓄積された疲労のせいも多分にあると思うが、
状況からするとそう考えるのが妥当に思えた。

道端で立ち止まり、相方が持っている非常食"落花生飴"を二つもらう。
これともう一つ入っている金平糖は、
北海道ツーリング中、道端で相方がパンク修理していた時に、
地元のおばあちゃんからもらった物だ。

それを舐めると言うより、咬みしだいて飲み込んだ。
あまり落花生飴は、好きではないのだが、
おかげで元気が出た。

しかし、再び進みだすも、
まだエネルギーが足りないらしく、
今度は金平糖を口の中いっぱいにほおばりたいという、衝動に駆られた。

さっきの場所から、1q程進んだところで再び止まり、
とうとう砂糖の塊を口の中いっぱいにほおばった。

今度はそれなりのエネルギー量である。
場所的には、カイコウラの郊外と言っても良いエリアにいるので、
あとひと踏ん張りだ。

どうにかカイコウラまで着いた僕らは、
早速宿を探す。

目星を付けていたバックパッカーズ2件は、ベッド無し。
その次に行ったところも、高い方のダブルルームしかないとのこと。

悩んだ僕らの目に留まったのが、日本で言うところのオートキャンプ場。
どうもこういうところは、日本での感覚(日本でオートキャンプ場というと、
一区画数千円取るのが普通で、我々の様なのが泊まる所ではない)が先に立ち、
聞きに行くのでさえ、なんだか躊躇してしまう。

「一人$14です。」
受付のおねーさんは、そう言った。

昨日のこともあるので、ちゃんとキッチンと無料シャワーがあるのを確認し、
外で待たせている相方と相談してここに決めた。

テントをさっさと張ると、
目の前にある、SUBWAYで遅い昼食を摂った。

 いつも参考にさせて頂いているサイトの情報によれば、
カイコウラには、大きなスーパーが無いとのことだったが、
どうやら新しくNEW WORLDができたらしく、
そこへ昼食後買い物にでかけた。

そこで僕らは愚かな行動を取ってしまう。
缶詰を買ってしまったのだ。

それのどこが愚かかと言うと、
実は、ペダラーズレストにビクトリノックスのナイフを置いてきてしまったらしく、
他に缶詰を開ける道具を持っていなかったのだ。

昔は、ビクトリノックスの缶切りは日本の通常の缶切りと違い、
押し切りなので、シェルパ斉藤氏をまねて、
ドッグタグタイプの缶切りも持ち歩いていたのだが、
今時の日本の缶詰のほとんどが缶切り不要になってきてしまっているのもあって、
この頃は全然持ち歩いていなかった。

缶切りを無くしたことも、
ニュージーランドでは、缶切りが必要な缶詰が多いことも失念して、
缶詰を買ってしまったアホなうちら。

これがまた、通常宿泊しているバックパッカーズなら、
調理器具系はほとんど揃っているので問題無いのだが、
キャンプ場だとキッチンはあっても、
そういった物はまず置いていない。

結局その缶詰は、カイコウラで開けられることはなかった…。

さて、翌日は、
意外に消耗するニュージーランド自転車ツーリングでは、
3〜4日(うちらは2〜3日にしようかなんて言っていたが)
に一回休みを入れた方が良い、
なんてアドバイスがとあるサイトであったのもあり、休養日。

昨日と同じく、気温が低く、いまいち天気も良くないが、
パウアを探しに出かける。

途中、BBHには加盟していないバックパッカーズで、
一人$12でテントを張れるところ見つけた。

うーん。こっちだったら缶詰開けられたのに…。
今いるところのほうが施設が新しくて大きいんだけれども。

isite(インフォメーションセンター)なんかで寄り道しながら、
磯場を探して海沿いを行く。

町外れの方ではあるが、まだまだ宿などが立ち並ぶ通り沿いに磯場を発見。
この寒いのに子供達が遊んでいる。

期待は薄いが、磯場に下りて、嫌々水に入りつつ、石をひっくり返す。

いない…。

ま、そうだろうな、と次の石をひっくり返すもいない。

大体、日本でアワビがいるところなんて見たこと無いし、
獲ったことも(漁業権無いのが獲っちゃだめだけど)無いんだから、
どんなところにいるのか、本当にこんなところで獲れるのか怪しくて仕方が無い。

半ば諦め気味で、少し大きめの石をやけ気味に力を込めてひっくり返す。

いた!!!

しかも、5〜6枚。
ひっくり返すと同時に、明るいのが嫌いらしく、
暗いところへ逃げようとする。
その意外な速さに驚きつつも、逃げ出した奴をとっ捕まえる。

 カイコウラ パウア(アワビ)

小さい奴を獲らずに、
僅か20分ほどで大漁である。

フィッシャーマンルールの規定の数量なんて獲れるのかいな?、
なんて疑問に思っていたが、このまま獲り続ければ、
簡単にその数量に届いてしまうだろう。

別に一日の二人分の量が獲れれば十分なので(寒いし)、
とっとと海から上がると、キャンプ場に戻った。

しかし、アワビなんて捌いたこと無い。
まー、適当にやるかってんで、
刺身と踊り焼き(?)を夕食に作って食べた。

翌日は、晴れ。
出発を延ばし、今日も休養日。

カイコウラ

昨日行かなかった、ファーシールのコロニーがあるという、
岬の方まで行くことにする。

岬の着くと、駐車場で人だかりがしている。
見に行くと、真ん中にある植え込みでファーシールが昼寝していた。

ファーシール カイコウラ

カイコウラまでの道のりで見たコロニーほどじゃないにしろ、
ファーシールを間近に見ることができる。

カイコウラ ファーシール

(´-`).。oO(そんなんだから、乱獲されちゃうんだよ・・・)

帰り道、また昨日の場所で、3枚パウアを獲り、
キャンプ場に戻る。

カイコウラ キャンプ場

ネットで、アワビの捌き方を検索してみたが、商業サイトばかり。
当たり前か…。
一応、捌き方はわかった。
大体、昨日のやり方で間違っていなかったようだ。

さあ、明日から目指すは、クライストチャーチ。
旅の前半のハイライトの一つになるはずだ。

カイコウラから、山側ルートと海側ルート二つに分かれて、
クライストチャーチに辿り着くが、
まだ、どちらで行くか、僕らは、決めかねていた。

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2006年11月27日

ピクトンのだらけた日々とペダラーズレストの眠れぬ夜

ピクトンまでの船旅は何事も無く過ぎ、
再び陸に上がった我々は、テントが張れるというバックパッカーズ、
"ジャグラーズレスト"に向かう。

この"ジャグラーズレスト"、
BPP(BBHが利用者のアンケートを元に加盟バックパッカーズに与えている評価ポイント)が、
90%を超えている上、ワイヤレスインターネットが使えるというので期待していた。

ニュージーランド ピクトンにあるバックパッカーズ ジャグラーズレスト

いやー、このBPPの90%超え伊達じゃありません。
すんごい居心地がいいんです。
出発予定日の朝の天気が悪かったせいもあり、
4泊もしてしまいました(笑)

ニュージーランド ピクトン ジャグラーズレストのストライピー

ただ、ここの庭で、サンドフライに初遭遇。

初め、小バエが足にたかってるなぁ、うっとうしいな、
なんて見てたらチクッと咬まれて、激しい痒みが。

左手の薬指は、いつ咬まれたのか気付かなかったが、
咬まれたらしくパンパンに腫れ上がってしまった。

しかし、このサンドフライ、言われているほど鬱陶しいのは最初だけで、
慣れたらさほどのものでもない。

基本肌を露出しなければ、ストッキングほどの薄手の素材でも咬むことができなくなるし、
なぜか、あまり顔や首の周辺には寄ってこない。

あまり効かないと聞いていた、日本製のディート5〜6%の虫除けだが、
試してみるとそこそこ効果はあった。

そして、5日目、漸くピクトンを出発。

とはいえ、初日でどこまで進めるかわからないし、
BPP90%超バックパッカーズをすっかり気に入っていた僕らは、
ちょっと寄り道になってしまうが、
40q程先のBPP90%超バックパッカーズに泊まろうか、
なんてことも話していた。

とりあえず、隣町のブレニムに着いてから考えようということになって、
ペダルを踏む。

追い風もあり、比較的楽にブレニムに到着。

マックで昼食を摂りながら、先を目指すことを決定。
目標は、ワードの外れにある、ぺダラーズレスト。

そこまでにもう、スーパーはなさそうだったので、
スーパーで軽く食料を買い足す。

街を出ると、ワイン畑が広がる。
ここら一帯は、ニュージーランドで、
ワインの産地として有名なエリアの一つなのである。

さて、この日の懸念、峠超えである。

嬉しいことに追い風は続いているが、
さすがに、というか当然、ヘタレなチャリダーが、
BD-1に乗ったまま登坂できるはずもなく、
降りて自転車を押して上る。

すると、前の追い抜きのための駐車スペースと思しきところに、
一台のトラックが止まった。

期待が頭をかすめる。

ニュージーランド、セドン

「乗る?」

おお!?やった!!
なんて優しいんだ、キーウィ!
ビバ!ニュージーランド。

ブレニムに買出しに行っていたらしいお父さんのトラックの荷台に
BD-1二台と僕らを乗っけてもらい楽々峠超え。

セドンで降ろしてもらい、再び走り始める。

ワードは思って通り、何も無い集落で、
食料を買えそうな所は、
ガソリンスタンドに併設された小さなストアーがあるのみ。

ワードから更に、10q程南に行った所に、
ぺダラーズレストがあるのだが、
相方が、そろそろへばってきた。

励ましつつ、国道からペダラーズレストへ向かう脇道の分岐に到着。

更にそこから、1q程、山側に入ったところにペダラーズレストはあるのだが、
そこまで到る道が、砂利の未舗装路…。
しかも、激しい横風で、自転車なんかに乗っていられず、押すことに。

どうにかこうにか辿りついたペダラーズレストではあるが、
まあ、当たり前と言うか、こんな辺鄙なところに普通の旅行者が来るわけも無く、
僕ら二人だけ。

しかし、設備自体は、綺麗に管理されていて、気持ちの良い宿である。

ニュージーランド ペダラーズレスト

こんな風の強い日に、とは言われたが、
雨でもないし、無駄に持っているのも癪なので、
キャンプを選択。
後でこれを後悔するのだが…。

テントを設営した後、
オーナーさんの家の横にある、
自称"小さな店"に食料を買いに行く。

スーパーで卵を買おうと思って忘れてしまっていたので、
卵と、パンも売っているとのことだったので、
それも良さそうなら買おうと思っていた。

お店…と言っていいのだろうか、
は、本当に小さかった。

数えるほどしか食品はおいてなかったし、
オーナーさんが焼いたパンを少し期待していた僕の前に差し出されたパンは、
冷凍庫で凍った市販品のパン。

卵一個 40¢に、
ばら売りしてくれるというのは嬉しいが、
パン一枚 20¢。

ぼったくりではないが、高い。
とはいえ、こんな何も無いエリアで人力移動者が食料を得られるのはありがたい話か。

夕食の後に読んだビジターブックに、
以前通りかかった時に食料が無いので通り過ぎたが、
売っているなら寄れたのに、なんてことも書いてあったなあ。

洗濯機が無料と言うのも、ここの一つの売り。
もちろん、折角なので洗濯するが、
ビュービュー吹きすさぶ強風に、
洗濯物が飛んでいかないか心配しつつ干す。

テントに潜り込んだものの、
うつらうつらしながら深夜になるまで、
どうにも風の音が気になって眠れない。

強風が、木々を大きく揺らし、
その音の後、その風がテントを大きく揺さぶる。

僕は、シュラフの中で、耐風性を上げるための
ロープとペグを打たなかったことを激しく後悔していた。

万事を尽くして、何か起きたのなら諦めも付くが、
旅の始めの方だと言うのに、
不精した末に、ポールでも折れたら、悔やみきれない。

とうとう渋々ながら、テントから這い出し、
ロープを付けたのであった。

posted by ヤトー at 11:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月20日

レンタカーで行くよ、ウェリントン

さて、レンタカーを借りた僕ら。

前回では、述べなかったが、
ニュージーランドのレンタカーの最低賃貸日数というのが、
4日間かららしく、それ以下での貸し出しをしていないとのこと。

僕らは、4日間で220ドルで借りた。

特に安くは無いとは思うが、
乗り捨てできるところをこれ以上探すのも面倒だったし、
バス代とさほど変わるわけでも無いので良しとした。
もっとも、レンタカーは、これにガス代も加算されるので、
バス代と単純には比べられないのだが。

後、オークランドで地図を購入していた。

心配性の相方が、泊まれるところが事前に
どこら辺にあるかわからないと不安だと言うので、
地球の歩き方、BBHガイド…バックパッカーズ協会みたいなのがあって、
そこが出している無料の冊子なのだが、なかなか優秀。
後にもっと触れることもあるかもしれないが、
テントを張ってもOKか(値段は書いてない)書いてあるので、
大変重宝する・・・、
PEDALLERS'PARADAISE…ニュージーランド自転車旅行者のバイブル的存在。
ただ、この時点では、英語だらけのこの本を読む気がなかった・・・、
を補完するキャンプ場が載っている地図を買い求めた。

キャンプ場が載っていて、しかも軽い物…。
あることにはあったが、あまりに縮尺が大きくて
地図としての役割を持っているか疑問な代物であったため、
多少の重量は目をつぶって、"New Zealand Motorcycle Atlas"を選択。

この地図、日本で言えば、ツーリングマップルみたいなものだろうか。

使ってみると、ツーリングマップルほどではないにしろ、なかなか良い感じ。

日本を周っている時に、出会った仲間達に、
重くてもツーリングマップルは使ったほうがいいよ、
と言われたのを思い出した、そんな日でした。

と、予定より時間がだいぶずれての出発ではあったが、
前述の"New Zealand Motorcycle Atlas"で、お勧めらしき、
マーキングされた道を通って、ロトルアを目指す。

海岸線を快適に飛ばす。

こっちの交通事情は、郊外は時速100q制限となる、右折車優先など、
日本的な感覚でいると驚くことがあるが、基本的に運転マナーも良く、
決して運転が上手い方じゃない自分でも、怖さを感じることなく運転できる。

郊外に出てしまえば、信号も無いし、劇的に風景が変わるわけでもなく、比較的単調な作業に眠気を覚えてしまう。

ニュージーランド、レンタカー

北海道でも、時速60qで運転していれば、
ちゃんと一時間後に60q先にいることに、
関東在住の自分なんかは驚きを覚えてしまうが、
ニュージーランドもそんなかんじではあるものの、
出発時間が遅かったのと、のんびり行き過ぎたせいで、
ロトルアに着いたのは20時を回っていた。

初めに訪れたバックパッカーズは、満室で泊まれず、
他のところは、既にオフィスが閉まっていて、問い合わせもできなかった。

そんなことをしていると、22時になっていて、
半ば諦めて、今夜は車中泊かな、あ、あそこのスーパー24時間だって、
あそこの駐車場にしようか、なんて会話をしている中、
$65と書いてあったモーテルに駄目元で行ってみると、
泊まれるとのこと。

ロトルア、モーテル

あー、良かった、ちょっと高くついたけどね、
なんて入ってみると、なんとこのモーテル、
個別に温泉浴槽付き。
いやー、こんなにも早く、お風呂に入れるとは(・ε・;)

翌日は、初日に余裕があったら行こうとしていた、タウポをまず目指す。

しかし、前日温泉に入れていたこともあって、
オークランドの宿であった子にお勧めされていたネイピアに二泊する予定だったので、
ほとんど素通りでネイピアへ。

ニュージーランド、ワイプンガ滝

着いた初日は、晴天であったが、
翌日はあいにくの空模様。
気温も低め。

海岸にあるスパを訪れるも、
ぬるい湯温に、ううむと唸り、
本格的に降り出した雨模様を睨みつつ、
ファーストフードをほおばるだけとなった。

ネイピア、パックンセーブネイピア、センター

ネイピア、スパネイピア、宿猫

ネイピアを出て、ウェリントンへ。

途中、これまた、オークランドの宿であった子に教えてもらった、
"世界で一番長い地名"のところに(ネタ的においしいので)行ってみたかったのだが、
道を間違えて行けずじまい。

名前が長いだけだろ、行けなくたっていーよ(;つД`)

まー、それでも、また回り道。

ニュージーランド羊ニュージーランド裏道風景

この道(ALFREDTON ROAD)が、走っていて楽しかったなー。
柵外に羊がよく逃げ出してた(笑)
あんまり車も通らないんで、牧場主も適当に柵を作ってるんだろうな。

そんなこんなで、ウェリントン。

大都市特有の複雑な道に右往左往しつつ、
テント可、フリーインターネット、フリーブレックファーストに惹かれて行った、
バックパッカーズ。

見せてもらったテントサイトは、小さいテント一つ張れるかどうかの道路に面した狭い庭。

狭さはともかく、結構往来のある道に面しているのが、どうにも気になる。
こうやって開放しているっているってことは、今まで特に問題が無かったんだろうけれど。

しかし、ドミトリーを含む全てのベッドが埋まっているとのいうので、
一回他のバックパッカーズを探しにいくも、今度は車の置き場所が無いというかんじで、
諦めててテント泊を選択。
翌日は、ドミトリーが同じ部屋で二つ空くというので、予約。
落ち着かない夜を過ごしたのであった…。

朝食は、期待はしていなかったので、おなかが膨れたことで良しとするが、
フリーインターネットは、ちょっとなー、というかんじ。

一台のパソコンを、30分ずつ、事前に横に張ってある紙に書いて
予約しておかないと使えない。
ま、"フリー"なんて謳っているものなんて現実こんなもんだろうけど。

また、これは、宿のせいじゃないけれど、
宿を出るため準備していると、
ドミトリーの同室の奴に、寝ているから静かにして欲しい的なことを言われた。

こっちは気にして、できるだけ静かにやっていたのに、
お前が遅くまで遊んでいるからだろ、とは思ったが、
「すいません。でも、もう早朝じゃないんですよ。
10時チェックアウトで、今、9時を過ぎてるんです。」
と、言い返した。

さすがに、相手も納得してくれた様子だったが、
こういうことがあるから、やっぱりドミトリー様の宿泊形式はあまり好きになれない。

ウェリントン、宿猫

話が前後するが、
特にウェリントンに長居する必要を感じなかった僕らは、
二日目、車を返すと早速フェリーの予約をしに、フェリーターミナルへ。

翌日の便が、早速取れたので、それで南島に行くことに。

ウェリントン、ハーバーにあるカフェ

日本のフェリーは、慣れているが、
こっちのフェリーは初めてで、手荷物を預けたりするというので、
自転車を乗せる時にどういった扱いになるのか、ドキドキしていたのだが、
日本の時より、あっさり載せられた。

ウェリントン、ブルーブリッジ

南島からは、相方も(渋々ながら)自転車に乗ると言うし、
どういった旅になるのだろう。

posted by ヤトー at 11:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月14日

ニュージーランド、オークランドに着く

エコノミーの窮屈な席に辟易しながら、
それでも普段はフェリーばっかり使っている身としては、
たった一日で赤道を挟んで逆の国に改めて驚きつつ、
オークランド空港に到着。

空港職員は、概ねフレンドリーで気楽にいられた。

無料のコーヒーなんか飲めるところがあったりして、
のんびり過ごしてしまう。

事前の情報通り、
テントは、別に預けさせられて、
中をチェックされてから、
到着ロビーにでたところにある受け取りカウンターで、
受け取った。

さて、成田よりましとは言え、
オークランドの空港も、中心から30qほど、
郊外にある。

初日もあって、
バスで行こうと思っていたのだが、
停留所にいたバス職員に拒否されてしまった。

事前にドライバーに聞いて、
いいって言うから、チケットまで買ったのに…。

自転車をそのまま乗せられるって聞いていた、
ニュージーランドのバスだけれど、エアバスは、断られることもあるみたい。

ただ、自分らの場合は、

  • 荷物を付けたままである。
  • 二台である。
  • しかも一台は、トレーラーが付いている。

と、いう条件なので、案外うちらだけの話かもしれない(笑)

相方は、気乗りがしていない様子だったが、
マックで腹ごしらえしてから、セントラルに向け出発。

相方が気乗りしていない理由の一つに、
"MOTO WAY"の存在がある。

ようは、自動車専用道路、日本で言うところの高速道路なのだが、
ニュージーランドでは、無料なこともあって、
街中の道路からいきなり高速道路に進入してしまう。
しかも、オークランドのような大都市では、
こいつを使わないと郊外まで簡単に行き来することが出来ず、
自転車だけで行こうとすると、大変大回りをして、
行かなきゃ行けなくなる、という話があったからなのだ。

しかし、僕はあまり心配していなかった。

事前に色々調べ物をしていて、

The New Zealand Open Maps Project for Garmin Mapping GPS

というサイトを見つけていたからだ。

このサイトでは、
GARMINのGPSで使えるニュージーランドの地図を、
無料で配布してくれているのだが、
その地図で確認する限りには、
あまり回り道せずとも、セントラルに着けそうだった。

その地図をGARMIN GPS60CSに入れて確認しながら走る。

一部載っていない橋なんかがあったが、
たまたま声をかけてくれた地元の人に聞いたりして、
ほとんど遠回りせずに、セントラルに辿り着けた。

普通、人力移動者が、
セントラルから郊外までのエリアの、
細かい地図なんか持っているわけないので、
先のようなことになるようだ。

もっとも、相方は、
ニュージーランドの噂通りの、
急勾配にへばったようで、
セントラルに着く頃には、
だいぶ元気が無くなっていたが。

地球の歩き方で、目を付けていたバックパッカーズには、
部屋が埋まっていて泊まれず、相方の眉が更に曇ったが、
程近い別の掲載バックパッカーズのダブル部屋に泊まることが出来た。

オークランド フードコート

そこの近くにあるフードコートは、安くてボリュームがあって、
オークランド滞在中によく利用した。

$8($1≒¥80)で、おなかいっぱいになる。
慣れ親しんだ、アジアンフードが中心なのも、嬉しい。

とは言え、
一泊$60で連泊していると、
みるみるお金が減っていく。
これが、テントだったら二泊以上できることを考えると、
やっぱり大きい。

オークランド FOODTOWN

早速自炊をしようと、スーパーマーケットへ。

なんか噂に聞いていたほど、食材が安くない。

でも、宿にいた地方でホームステイしていた子に後で話を聞くと、
そっちのスーパーでは、結構安かったらしい。

それと、びっくりするほど日本食が揃っている。

日本食品専門店ならわかるが、
普通のスーパーでこれほど揃っているとは。

もちろん割高なものは割高だが、
オーストラリアに工場があるらしい、
出前一丁の袋ラーメンなんかは、
¢60で売っていたりする。

元々は、オークランドで、
銀行口座を作ったりなどなど、
暫く滞在するつもりもあったのだが、
あまり興味を引くものもなく、
どうせ長期滞在するならクライストチャーチがいいな、というのもあったので、
オークランド脱出計画。

相方は、早速と言うか、既に自転車で走る気無し。

北島は、南島より自転車は辛いとの話もあったので、
自信が無いらしい。

ほんじゃま、別の手段と言うことで、
まず向かったのが、長距離バスのターミナル。

確かに、荷室はそれなりに広そうだが、
客の人数によるし、何せBD-1とは言え、二台である。

運賃は聞いたが、
そこら辺のことをうまく伝える自信も無く、
空港の一件もあり、また直前で厄介なことになると嫌だな、ということもあって、
出来れば、列車がいいな、という方向に。

観光案内所にて、席の空きを問い合わせてもらうと、
ウェリントン行きの列車は、週末しか動いていない上、
一番近い日にちは満席とのこと。

さて、結局どうしたかと言うと、レンタカー。

それでも、ウェリントンに乗り捨てできる会社が中々無く、
最終的に宿のレセプションで手配してもらったところで借りることにした。

しかし、それでは終わらず、このレンタカー屋、
宿の前から営業所まで、
無料の送迎があるのはいいが、
ずいぶん走るな、と少しかすめた予感が的中。
空港近くまで、連れて行かれてしまった。

宿の前に残してきた相方の元に戻れたのは、
一時間後のことであった・・・。

そんなこんなでオークランドを後にしたのであった。

posted by ヤトー at 18:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

成田で玉砕する

出発日を前に、
電気、水道、ガス、海外転出の手続きを行い、
荷物の大半を、成田空港の郵便局止めで先に送ってしまう。

初め、レンタカーで行こうと考えていたのだが、
空港近辺で、乗り捨て料金無料で乗り捨て出来る会社が無く、
地元から出るバスも無かったので、
そうなると残された手段は、電車のみとなり、
重い荷物を持っての電車移動は、無理なので、
確認を取ってから、局止めで送ってしまった。

後、気になっていたのが、問題と言うほどではないが、小銭。

出国した後は、ただの荷物になってしまうので、
できれば、出国時点で、財布の中から無くしたいところだが、
交通費でも、空港でも、ちょっとしたところで、使う機会もありそうだし、
家に置いていくわけにもいかないしなあ、と悩んでいた。

実際行ってみると、
小銭を入れられるATMを設置している銀行もあったので、
対応するカードを持っていれば、そこで預けてしまうのもありだろう。
残念ながら、自分のは、対応していなかった・・・。

しかし、広い空港内をいちいちATMを探すのも面倒だった。
事前の情報収集では、確認できなかったのだが、
空港内のショップ(出国手続き後を含む)の結構な数で、
電子マネーEdyとsuicaに対応していた。

クレジットカードと一体化しているようなタイプに、
初めから入金して邪魔にならずに、
それだけで交通費と軽食に使うくらいなら可能そうだ。

結局、僕らは、出国間際ばたばたしたせいで、
残した小銭を使い切ることができず、
トランジットで寄った韓国仁川空港で、
日本円小銭も使えたので、そこで飲み物を買い、
残ったのを募金箱に入れた。

さて、当日の最大の山場、
チェックインと荷物の機内預け手続きである。

事前の予想で10sは、
制限重量を超える気がしていたので、
機内に持ち込む方に、できるだけ荷物を移し、
その場に臨んだ。

「お二人で、29sの超過になります。
超過料金、¥152,500になります。」

クラクラっときた。

他の人の体験記で、
¥70,000請求されたなんて書いてあったが、
本当にそんだけ取られることになるとは…。

なんでも、韓国を経由するので、
乗り継ぎ分、更に超過料金がかかるんだとか。

そんなこんなで陰鬱な気分で、成田を後にしたのであった。

posted by ヤトー at 09:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月12日

ニュージーランドに行く準備をする

既に、ニュージーランドは、ピクトンにいて、
これを書いているのだが、少し時を戻して、
出発までのお話を。

だらだらと、出発を延ばしていたニュージーランド行きだが、
とうとうHISに格安航空券を探しに行く。

探しに言った時点で、9月の後半であったが、
条件に見合う便は既に、10月下旬は埋まっていたため、
11月初めの出発となった。

しかし、ある程度仕方が無いこととは言え、
原油価格上昇による追加料金が、2万円も取られるのは痛い。
平和が一番だなあ。

事前に雑多な物の用意は、ある程度終わっていたが、
海外ということで、用意をしていた方がいい物を新たに準備し始めた。

まず、海外旅行者保険。

90日までの短期であれば、
楽天カードを初めとするクレジット付帯の保険が一番安く上がる方法
(おまけで付いてるものなので、きちんとした保険に入る方が無難なのは言うまでも無い)ではあるが、
何せ最長一年間である。
探し始めて、初めて知ったのだが、
一年間の海外旅行者保険を扱っているところが意外に少ない。

初め、ネットから契約すると最大45%OFFという某保険にしようと思っていたのだが、
これが、90日前までの契約しか扱ってない。

国内で、自分が調べた中では、A社とJ社しか取り扱いが無かった。

試しに、A社でオンライン見積もりを出してみたが、6万弱。

一年間という長期であれば、致し方ないのか、
と思っていた矢先、mixiにて、とある情報をゲット。

それが、"ユニケア保険"であった。

この"ユニケア保険"は、
オセアニアの保険会社で、
日本の保険会社で同じ契約するより、
3分の1程度で済むという。

格付けもAAAという申し分ない会社であるが、
いかんせん英語圏の会社。
もしもの時の対応に若干不安は残るものの、
間に入った日本人相手の代理店が若干はサポートしているので、
その価格には抗し難く、ユニケア保険を選択した。

次に、国際キャッシュカードとトラベラーズチェック。

mixiでその素敵なサービスを知った、
新生銀行のキャッシュカード。

他の金融機関でも、国際キャッシュカードは作っているが、
新生銀行のは、ATM手数料がかからないのでお得なのだそうだ。

それと、月5回まで他銀行への振り込み手数料が無料だったり、
月5回まで他銀行のATM出金手数料無料なんかの、
嬉しいサービスを行っているので、メインの銀行として使っても遜色無い。

トラベラーズチェックに関しては、2ちゃんねるで有用な情報を入手。

さわやか信用金庫では、
VISAのアメリカ$のトラベラーズチェックが、
通常手数料1%かかるところを、無料で作成してくれるとのこと。

さて、ここで悩みが。

セシールでは、これもお得に、手数料1%のところを、
0.7%(他通貨では、0.5%)で円のアメリカンエクスプレスのトラベラーズチェックを作ってくれるという。

トラベラーズチェック自体の手数料が無料で、¥⇒US$⇒NZ$と二回両替手数料を払った方が得なのか、
それとも、0.7%で¥のトラベラーズチェックを作って、両替手数料一回だけにした方が得なのか。

以前、フランスに行った時に、
citi corp.のトラベラーズチェックを持っていって、
何度も両替を断られた苦い経験があるので、
世界的信用のアメリカンエクスプレスを取り、
結局セシールで、円のアメリカンエクスプレスのトラベラーズチェックを作ることにした。

これは、随分迷ったのだが、
使っているGarminGPS60CSのせい(地図の入れ替えにWindows機が必要なのだ)もあり、
また、以前よりインターネットカフェなどのセキュリティをないがしろにされているパソコンを使用することに抵抗もあったので、
思い切って、ノートパソコン"Let`s note CF-R5"をソフマップで購入。
ソフマップは、現金での値引きがイマイチだが、
ポイントであれば、他の販売店とも引けを取らないし、
何より、ここのオプションで入れる保証"パーフェクトワランティ"が秀逸。
精密機械なら、多少高くともソフマップで買った方がいいんじゃないかと思う。

後、それに関係して、
ニュージーランドでは、
個人的にネットの接続をしようとした場合、
ほとんど未だにダイアルアップ(市内通話料金が固定ということも一因だそうな)だというので、
mixiで初めてその存在を知った、モデムセイバーをヤフーオークションで落札。
未使用品を新品価格の3分の1程度でお得に入手することが出来た。

さて、大体いいかな、と思ってた10月中旬過ぎ。
彼女が、JCBのクレジットカードしか持っていないことが発覚。

こういうことをよくするので、本当彼女には困ってしまう。

無くてもいいものだが、あった方がいいし、
しかし、JCBだと、MASTER、VISAに比べて、
世界中での取り扱い店舗が10分の1程度しかないので、
持って行く意味が薄れてしまう。

たまたま、楽天カードの切り替えを行っていなかったお陰で、
なんとか出発前に彼女はVISAのクレジットカードを入手することができた。やれやれ。

ニュージーランドでは、バックバッカーズという、
安宿があり、相部屋にいくつもベッドを並べた、"ドミトリー"なら、
比較的安価に宿泊できるのだが、
更に安く宿泊できる方法に、
バックバッカーズの庭にテントを張る方法があり、
テントを張ってもいいよ、という所も結構多いらしい。

自分が参考にさせて頂いたサイトでは、
テント宿泊を勧めていた。
理由は、安く泊まれる上、ドミトリーでは無いプライバシーがあること。
別に寝るところだけ、テントなだけで、後の施設は共通なので、
特に問題無いのだそうだ。

ただ、農業国ニュージーランドでは、
入国時に使用済みのテントを持っているか聞くくらい、
異国の土などの侵入を気にしているので、
事前に、テント、BD-1、トレッキングシューズを、水洗いした。
土が付いていた場合、どうなるのか知らないが、
最悪没収にでもなったら、わざわざ持って行ったのに泣くに泣けない。

ニュージーランドで運転する可能性がある人は、
国際運転免許証の申請をすることになる。

運転免許センターは、もちろん、
警察署でもやっている場合があるので、
事前に調べた方がいい。

ちなみに、自分は、
書き換えができる警察署ならどこでもできるのだと思って、
近所の警察署行ってみたら、にべもなくやっていないと言われてしまった・・・orz

さて、最後に、ビザのこと。

2006年10月時点。
ニュージーランドのワーキングホリデービザの申請は、
インターネット経由オンライン申請のみになっている。

まず、ユーザー登録を行い、
英語だらけ(当たり前)のサイトをなんとか読み解き、
全てOKになった状態で更に"申請のボタン"をクリックすると、
すぐに登録したメールアドレスに申請を受け付けた旨のメールが届く。
自分は、"申請のボタン"を押さずに数日待って、過ちに気付いた。

届くメールに、
結核検査を受けるよう書かれているので、
そのメールからリンクされている、調査票をプリントアウトし、
指定病院リストのどれかの病院で検査を受けて、
その結果を、ニュージーランドイミグレーションに郵送する。

つい最近まで、指定病院でなくても良かったそうなのだが、
指定病院でなければいけなくなったしまった。

自分なんか、一番端っことは言え、
一応東京に住んでいるので、まだましな方だが、
地方に住んでいる人なんか、
他県とか、かなり遠方に行かないと、
検査を受けられない人もいると思われる。

この検査自体、保険が効かないから当たり前なのだが、結構高い。
もっとも、"指定"されている病院だから手馴れたもので、
調査票に何も書いて行かなくても問題ない。

郵送後、数日で、再びメールが届き、
問題無ければ、晴れてビザが下りたことになる。

そのメールから、リンクされているビザをプリントアウトすれば、終了である。

自分は、何も聞かれなかったが、
残高証明書も銀行で作成してもらった方が無難だろう。

また、余談だが、
各種証明写真を作成できるフリーソフトをご紹介。

無料で証明写真!証明写真作成ソフト NFACE -フリーソフト-

パスポートは、長年使うものなのであれだが、
一年しか有効期限の無い国際運転免許証やビザ申請で使う写真は、
きちんと顔が判別できれば、結構適当な物でも良いと思うので、
こういうソフトを使用するのも細かい節約のためにはいいんじゃないでしょうか。
自分はパスポートにもこれを使っちゃいましたが・・・(笑)

posted by ヤトー at 18:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ニュージーランド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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